<一般質問「平和事業について」>

<一般質問「平和事業について」>

本日は私の一般質問でした。質問内容の一部をご紹介します。

『これまで成田市では、実際に戦争を体験した方を語り部として招き、平和の大切さを学ぶ機会をつくってきましたが、現在はどのような状況でしょうか。また、今後の予定はどのようになっていますか?』

『令和2年度、令和3年度については、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により、実施が見送られておりますが、戦争を体験した語り部の方もご高齢な方が多いため、感染者数の推移を注視しながら、子どもたちに貴重な機会を提供できるよう、学校へ推奨してまいります。』

ところで皆さんは、成田市の日暮淑(よし)さんをご存じですか。長らく戦争語り部として成田市の小学校でご活躍されてきました。

「1927年生まれ。豊住小から佐倉の女学校へ、そして千葉師範学校女子部へと進学。
進学したものの、授業のほとんどが、勤労奉仕ばかり。
学校は武器を作る工場となり、3交代制で24時間フル稼働。
昭和20年の6月と7月、千葉市に空襲にあう。」

その時の体験をもとに作られた紙芝居が「ねむの花に祈る」です。

淡々と語られるその語り口から戦争の悲惨さや平和の尊さが伝わってきます。30分の紙芝居ですが、後半には涙を誘う部分もあります。

教育委員会には『YouTubeでも公開されているのでタブレット視聴が可能です。ぜひ教育現場での活用をご検討ください。』と提案しました。