12 6月 <地域部活動>
Posted at 23:32h
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国は部活動の地域移行に本格的に取組み始めました。
部活動と教師の働き方改革両立の目玉として、まず休日の部活動を地域活動に移行することとして検討をしてきましたが、5月31日、指導者の確保策や大会のあり方などを盛り込んだ提言案をとりまとめました。6月にも有識者会議の正式な提言としてスポーツ庁に提出されます。
地域移行に向けた課題は
①指導者の確保
②スポーツ団体の整備
③家庭への経済的な負担
④地域間格差
などが考えられています。
何よりも指導者不足は解決できない問題だと思います。
例えば市内に10校の中学校があり、バレーボール部が10個あれば、10人の指導者が必要になります。
部活によっては男子と女子があります。
バレーボールを千葉県内規模で考えたら、300以上のチーム数です。
どこからそんな人事を集めるのでしょうか。
国は、モデル地区を指定して実践していますが、指定された学校はラッキーです。
そこに人材を集めるわけですから。
その近隣地区の学校はますます人材不足になります。