18 8月 <永田町参議院議員会館訪問:外国人医療問題の協議「国際都市成田」として解決すべき問題>
Posted at 21:59h
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本日は、成田赤十字病院の国際診療部浅香先生と参議院議員会館を訪問しました。
目的は、関係省庁との「在留資格切れ外国人医療問題の協議」です。
小西参議院議員の仲介で行なうことができました。
厚生労働省、法務省出入国管理庁、外務省9人の職員と協議を行いました。
日本の超少子高齢化社会を救う手立てはただ一つ、外国人労働者の育成及び雇用です。
しかしながら、彼らも医療を必要としている人間であることから、様々な問題が起きています。
特に医療未払い問題は、国際都市成田市にある成田赤十字病院にとっては想像以上に負担になっています。
①国の制度の狭間で正しく医療を受けられず困っている、または医療費が払えない人たちがいる
②日本の皆保険制度を知らず、あるいは、あえて保険制度にあえて加入せず、医療費を払わないまま母国に帰国してしまう
③訪日外国人の約3割が旅行保険に加入しないまま日本やってきて病気、けが、事故等で医療にかかり、結局10割負担の高額な金額を払わないまま帰国してしまう
他にも様々な問題が山積していますが、今回は在留資格が切れてしまった外国人及び訪日外国人の医療問題について絞った協議を行ないました。
現場の臨床医からの問題提起は、官僚の皆さんも把握できていないことで、今回の問題提起をもとに、9月末に第2回目の協議を行うことになりました。
日本の表玄関「国際都市成田」が、この問題に真剣に向き合わないことが極めて残念ですが、放置しておくことは、結局、成田市民にも大きな影響を与えることです。