【地域部活動 時代が大きく変わろうとしています】

【地域部活動 時代が大きく変わろうとしています】

昨日と今日、富津市、鋸南町で行なわれた千葉県中学校バレーボール選手権大会。
印旛郡市代表では、八街中学校と公津の杜中学校がトップ16に入る健闘を見せました。
中学校3年間の部活動の締めくくり、7月15日に行なわれる、夏の総合体育大会開幕まで残り1ヶ月。
夏の大会は、45チーム中わずか2チームしか県大会に出場できません。
ところで本日のバレーボール教室。
昨日の県大会1回戦で負けてしまったチームの選手が練習に来ました。
予想外の敗戦で悔しかったのでしょう。
疲れているだろうに「平気です」と言って一所懸命練習していました。
夏の総体に向けて目の色が変わっている生徒がいます。
勝ちにこだわって練習に励むチームがあります。
一方で、自分のペースで部活に参加している生徒やチームもあります。
地域部活動を展開した場合、こういった生徒の部活動に対する温度差に対応できるコーチがどれくらい集まるのだろうか。
専門性を有したコーチが、なんとなく部活に参加している生徒の対応をどうするのだろうか。
野球やサッカーなどのようなクラブチームは、やる気がある子ども達が月謝を払って集まってくる組織です。もちろん勝利を目指して活動します(勝利至上主義とは別)。
実は地域部活動も受益者負担になるので、これまでの学校の部活動と異なり、無理に参加しなくて良いクラブチームに近い形になります。
やる気のない子どものやる気を引き出すことも、中学校部活の重要な要素でしたが、これもなくなります。
やる気のない子は、無理にやらなくても良いということです。
放課後の過ごし方は、本人が決めていくという、実は、当たり前の形になっていきます。
時代が大きく変わろうとしています。