【不思議駄菓子屋 銭天堂】

【不思議駄菓子屋 銭天堂】

ハッキリ言って相当面白かったです。
その人の夢が叶うオモチャや駄菓子を売る、ふしぎな駄菓子屋。
でも、食べ方や使い方を間違えると、とんでもないことが起こります。
たいやきを食べたい男の子が買ったおもちゃ「つりたいやき」。
盗みが上手くなりたい泥棒が買った、怪盗ルパンならず「怪盗ロールパン」。
悪者を捕まえたい刑事が買った「ヒーロー刑事(デカ)プリン」。
一方、人の心に潜む「悪の心」をもらうことで商売をする「たたりめ堂」の「よどみ」。
正義の「紅子」VS悪の「よどみ」
人の「運」とは何か?
友情とは何か?
いつものことながら、生の観劇は、見る人の心に様々な感想や想いを生んでいきます。
舞台終了後、幼稚園の女の子が、黒子さんが持っているお人形さんとのところに行って、色々話しかけていました。
「さっきまでしゃべってたのに、どうしてお人形さん、しゃべらないの?」
ひとみ座の方々の演技力がそう思わせたのでしょう。
本当に素敵な人形劇でした!