【第2回成田市保健福祉審議会】

【第2回成田市保健福祉審議会】

12月定例会で上程される成田市こども計画(素案)についての説明及び質疑でした。
「こども」の範囲が広すぎて、計画をまとめるのが非常に困難な作業だったと思いますが、担当課ががんばって形になってきました。
保育・子育て支援の最前線で働かれている委員の皆さんから様々な質疑が出され、傍聴者の私も勉強になりました。
働く保護者支援として目玉の1つ「こども誰でも通園制度」については、働く側としてはありがたい制度であることに間違いはありませんが、私立の幼稚園に対しても行うとなると保育士不足に拍車がかかるという現場の状況を理解してほしい、という切実な意見も出されました。
「通い慣れていない幼稚園・保育園で預かるとなると、母親と離れた子どもが1時間泣きっぱなしで、保育士が他の業務につけない状況も生まれてしまい、多忙化につながる。それが離職者の増加にもつながる。保育士の育成について、行政として真剣に取り組んでほしい」
私としては「子どもの受け皿づくり」に中学生の部活動問題が含まれていないことに疑問を感じていましたが、今回から新規事業として「部活動の地域移行の推進」も加えられました。