23 7月 <こどもは地域で育てる:恩返しをする若者>
本日夕方6:00から開催された「子どもプラザ成田」主催の【お化けを探そう】
皆さんは、まだ明るいうちからお化けを探すって、どう?と思われるかもしれませんが、就学前の子どもたちにとって、探検しながらお目当てのお化けを探すことは、とてつもない冒険なのです。
4種類のお化けを探して、それぞれのステッカーを集めるとゴール!となるわけですが、ちびっ子達は必死に探します。スーパーサイヤ人の2人は、古墳の上にいた私に気づかれないように腰をかがめて接近。古墳回りは草が生い茂っていたので体は隠れるけど、あの頭がちょっと…。
一方、ステッカーを4枚集めた姉妹、全力ダッシュでゴールを目指しますが、後ろを追いかけるお母さんは、早歩きで省エネモード。
「ママ、遅い!」とお怒りモードだったので、私はお化けのくせに思わず「先に行っちゃえ!」。するとさらにダッシュ!
ところで、今日はお化け役に中高生が5人混じっていました。彼らはいずれもこどもプラザ成田で育った子どもたち。その中の写真2ショットの男子は、高校生。
午前中部活で、午後は時間があったのでお化け役で参加。
「偉いね、お手伝いに来るなんて。恩返し的な感じなの?」
「はい。それに、小さな子と接していると新しい考え方に出会えるので」
「おぉ、昭和のじいさんには思い出せないこどもの頃の純粋な考え方だぁ!」
自分を育ててくれた環境に感謝し、その環境を次のちびっ子たちに伝えていく。
先日の「放課後こども教室」お手伝いの大学生もそうでしたが、ボランティア精神あふれる若者はたくさんいます。
その若者達が、この成田という地域を愛するようになれば、若者が増えていくのは必然です。
巨額の予算をかけなくとも、街を成長させることはできます。
若い世代の流出が続く成田市に対して、私はもっと積極的にアプローチしていきたいと、改めて思いました。