30 7月 次世代に誇れる 緑うるおう まち成田】の検証が必要
本日は、地区自治会の会長さん、副会長さん立ち会いの下、市職員、指定管理団体職員、及び伐採業者の皆さんと、道路に張り出している桜の枝伐採について協議しました。
伸びすぎた枝が、ガードレールを覆ってしまい、危険箇所となっているからです。
前回の市への要望で、カーブミラー付近の枝は切ってありましたが、遠くから見るとやはり伸びすぎた枝で隠れてしまっています。
「成長期にある桜の木の枝を大きく伐採すると、桜のそのものが病気にかかってしまうので、伐採を最小限にした」とのこと。
しかしながら、2021.5.1号「広報なりた」では、道路管理課から「伸びすぎた枝は危険です」という記事が掲載されていました(写真参照)。
「道路に張り出している枝のせいで人身事故が起きたら、市は責任を取ってくれるのですか?住民の方から、こどもの自転車が脇から出てくるのが見えなくて危ない、という意見が寄せられているから、要望しているのです」という自治会の方の切実かつ現実的なご意見は、行政側に届いたようで、さらなる対応をしてくださるそうです。
またもう一つ、公園の木が生長しすぎて電線を覆ってしまっている部分の伐採もお願いしました。
ところで2010年に策定された【成田市緑の基本計画】の元、市内の緑化政策は進みました。
しかし12年以上経った現在の様子は、どうでしょうか。
市内いたる所に見受けられるのは、成長しすぎた街路樹、ガードレール脇や中央分離帯の雑草・雑木など、管理の行き届かない「緑」です。
パトロール時に徒歩で地域を回っていたり、移動に自転車を使っていると、本当に色々な箇所での「荒廃した緑」の現状が目につきます。
会議室では、いくらでも「理想的な未来」のアイディアは出てきます。ですが、それを持続的に維持することは大変です。
作りっぱなしで、後に残された者が苦労する未来づくりは避けなければなりません。