【国際理解講話会】

【国際理解講話会】

本日は、玉造中学校で行われた国際理解教育にお招きいただきました。
講話の主体は、ジーフロッグという特定技能という資格で日本で働くミャンマーに特化した外国人就労支援をする会社でした。
社員にはミャンマー出身の若者もいます。
講話では、ミャンマーの衣食住の文化伝統や2021年に発生した軍事クーデターのことなどをわかりやすく説明されていました。
また、ミャンマー文化の体験もあり、生徒たちはとても興味深く講話に聞き入っていました。
質問コーナーでは、中学生らしい質問がたくさん出て、特に明日から私立入試が始まる3年生からは、「ミャンマー語で、受験がんばってね!とミャンマー語で言ってください!」というものもありました。
よく知っている先生から「眞野さんも質問して」というリクエストがあったので、「6%しか大学進学できない国内事情と、中学生を含めて若者たちがどういった学校生活や日常を送っているのか」という質問をさせていただきました。
学校で学べない若者がたくさんいることや、国内で仕事を見つけられない事情から、家族のために日本への留学や出稼ぎを希望する若者が多いという説明をいただきました。
つい昔の癖で「君たちが当たり前に思っている日常とは、全く異なる国々がある、ということを理解して日々を大切に過ごしてね。受験頑張ってね」と生徒たちに話してしまいました。
こういった国際理解教育が小中学生たちにされていくことが草の根活動であり、多文化共生社会実現のはじめの一歩です。