
13 4月 【中学生の「居場所」作りは想定外】
Posted at 21:21h
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本日は50人。雨にも負けず、集まりました。
オーバーパスの練習に約3時間。
全く面白味のない基礎練習ばかりですが、みんなコツコツ取り組みます。
バレーボールクラブは、休日の中学生の居場所になることも目的としてきましたが、このまま受益者負担に突入すると、通えなくなる子どもたちが出てきます。
しかし、学校部活動ではなくなるわけですから、受益者負担にしないと、消耗品であるボールやその他の備品が購入できなくなります。
教育委員会は、受益者負担額について早急に決定しなければなりませんが、その基準になるものがない上に、教育委員会そのものに、部活動についての経験が不足しているので、さらに大変です。
私は、運営責任者として夏までには方針を決定しなければなりません。
ところで、私はつねづね思っていました。
「こどもまんなか社会」の指す「こども」に、中学生は入っていないのではないか、と。
世間一般のイメージは
「こども」は幼児から小学生。
「若者」は高校生から20代。
心身共に最も変化が激しい13歳~15歳は、そのどちらにも入っていないと思います。
ではこの世代のくくりは何でしょうか。
ズバリ、「中学生」です。
「こども」「中学生」「若者」
したがって「こどもの居場所作り」と言ったときに、「中学生」の「居場所」作りは想定外です。
ではなぜこのような認識になっているのでしょうか。
それは、「中学生」の居場所は、放課後も休日も中学校だったからです。
そしてそれを長らく支えてきたものが部活動なのです。
それがなくなろうとしています。
私はずっとこの問題について取り上げてきましたが、学校の部活動がなくなるということの重大さを、社会全体で問題として取り上げないと、大変なことになります。