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25 7月 【教育にお金をかけない国】
Posted at 20:49h
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千葉県庁にて、県の教育指導課と情報共有&意見交換を行いました。
①不登校児童生徒の教育機会確保事業
・千葉県フリースクール活動支援事業
・校内教育支援センター設置促進事業
②日本語の指導を含むきめ細やかな支援推進事業
・外国人児童生徒等教育相談員の派遣
・オンライン日本語指導モデル事業(新規)
県内フリースクールの開設状況は、昨年度の90施設から118施設に増加したとのこと。
そこで学びの多様性を考慮した県の新規事業として、6月補正予算で3,000万円が組まれました。
・施設に対する上限10万円の補助を行う。
・出席扱いとなる児童生徒1人について、こちらも上限10万円の補助を行う。
一歩前進のよい施策だと思います。
ところで、
学びの多様化に対応することはもちろん大切ですが、そもそも論として、不登校児童生徒を生み出さない施策が必要でしょう。
未だに35人学級すら実現できないこの国の教育施策。
長らく教師の時間外労働(無償ボランティア)に支えられてきましたが、それが限界を超えています。
国が教育に予算をつけて、欧米並の1クラス20人学級を実現すればいい。
そうすれば、かなりの問題が解決されます。
しかしながら今回の国政選挙では、「子どもまん中社会」&「教育」は全く争点にならず(と言うか、争点になったためしがない)、「消費税減税」vs「現金支給」の構造から、薄っぺらい「外国人優遇問題」に変わってしまいました。
石丸氏のみ「教育」一本の政策を打ち出したけど…。
それにしても、この国は、なぜこんなにも教育にお金をかけないんだろう。