【成田空港ビジネスとの協議】

【成田空港ビジネスとの協議】

NAAの100%子会社の空港ビジネスの宮本社長と専務と話をさせていただきました。

安定した「良い外国人材受入・定住促進」について、具体的な動きを始める必要があります。
良い・悪いを論じることは、上から目線で外国人に失礼ですが、
行政及び成田市民がこの問題にきちんと向き合わないと、成田市の治安が悪くなる可能性があります。

空港のさらなる機能強化、というスローガンに、人材育成の観点が入っていないことは大きな問題です。

ここから3万人の労働者を雇用する計画ですが、外国人材に頼らなければ、空港の発展はありません。

「治安が悪くなるんだったら受け入れなければいい。空港の拡張は不必要」
と言う方もいらっしゃいますが、これは空港だけの問題ではありません。
外国人を排除した先の未来の日本の姿を想像してみてください。

農業、漁業、酪農、建設、福祉介護、生産業、コンビニなどなど、日本人が快適に過ごせるために、外国人がその土台を支えているということを認識しないまま便利な生活を享受しているのは、矛盾でしかありません。

彼らは使い捨ての「安価な労働ロボット」ではありません。
丁寧な日本語を操ってコンビニで働いている外国人(特にローソン)は、非常に優秀です。

共生社会が実現している国は、ほとんどありませんし、文化の分断は起きています。
そうなる前に、具体的な手を打たなければなりません。

課題満載ですが、外国人が退去押し寄せてくることははっきりしています。
放置しておけば、スラム化する可能性があります。

1月に始まった「成田空港外国人材・定住促進連絡会」に成田市も参画し、ようやく共生社会の実現に向けて動き出しました。

今日の協議で、次回「成田空港外国人材・定住促進連絡会」に外国人材受入組合の松本さんが、参画し、私も傍聴する方向で調整に入ります。

将来成田市が荒れてしまわないような組織作りについて、提案していきます。

今日の協議会は、国際都市成田にとって、はじめの一歩になるようにがんばらねば。