【教育にお金をかけない国】
千葉県庁にて、県の教育指導課と情報共有&意見交換を行いました。①不登校児童生徒の教育機会確保事業・千葉県フリースクール活動支援事業・校内教育支援センター設置促進事業②日本語の指導を含むきめ細やかな支援推進事業・外国人児童生徒等教育相談員の派遣・オンライン日本語指導モデル事業(新規)県内フリースクールの開設状況は、昨年度の90施設から118施設に増加したとのこと。そこで学びの多様性を考慮した県の新規事業として、6月補正予算で3,000万円が組まれました。・施設に対する上限10万円の補助を行う。・出席扱いとなる児童生徒1人について、こちらも上限10万円の補助を行う。一歩前進のよい施策だと思います。ところで、学びの多様化に対応することはもちろん大切ですが、そもそも論として、不登校児童生徒を生み出さない施策が必要でしょう。未だに35人学級すら実現できないこの国の教育施策。長らく教師の時間外労働(無償ボランティア)に支えられてきましたが、それが限界を超えています。国が教育に予算をつけて、欧米並の1クラス20人学級を実現すればいい。そうすれば、かなりの問題が解決されます。しかしながら今回の国政選挙では、「子どもまん中社会」&「教育」は全く争点にならず(と言うか、争点になったためしがない)、「消費税減税」vs「現金支給」の構造から、薄っぺらい「外国人優遇問題」に変わってしまいました。石丸氏のみ「教育」一本の政策を打ち出したけど…。それにしても、この国は、なぜこんなにも教育にお金をかけないんだろう。 ...