6月 2022

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けさの登校指導。教頭先生が傘を差して登場。「日傘じゃないですが、さしていると全然違いますよ」おぉ、日傘男子だ!私は日よけクリームを塗っていますが、顔と腕がヒリヒリしてきたので、対策を考えないと…ところでこの暑さ、さすがに今週はマスクなし登校の小中学生が出てきましたが、依然としてほぼ全員がマスク着用登校。校長先生、教頭先生、そして私の3人はマスクを外して登校指導をしているし、学校でも登下校時はマスクを外すように促していますが、ほとんど誰もはずそうとしません。さて環境省・厚労省は、6月に「マスク、はずしてよい指針」を出しました。皆さんの中にはご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、私は最初にこのチラシを見た瞬間、小学生対象のものかと思いました。「屋外ではマスクを外しましょう」国がこんなことまで指針を出さなければ、日本人はマスクをはずせないのでしょうか。こうまでしないと、日本人は自分で決められないのでしょうか。ところで、2009年新型インフルエンザの世界的流行にともない、花粉症以外でもマスクを着用する日本人が急増しました。私が中学の教員だった2010年に、花粉症を含めた身体的な理由がないまま、ずっとマスクをつけている女子が数人出現しました。理由を尋ねると①はずして顔を全部出すことが恥ずかしい②つけていると、なんとなく安心できるこれは、マスクが「自分という人間を社会の様々なストレスから守ってくれるもの」として認識されているのだと思いました。ほどなくして当時のマスコミも「マスク依存症」という言葉を使い始めました。その特集番組を見た記憶があり、私は学校で話題にしました。さて今回のマスク着用については、もちろん感染が心配な方もいらっしゃるでしょうが、特に子どもたちの一番の理由は「みんながはずさないから」です。大人の場合は「マスクを外したときのギャップが心配」。子どもたちにとって、はたしてこのマスク依存社会がプラスになるのでしょうか。もともとコミュニケーション下手の日本社会で育った子どもたちが、マスクで自分を隠しながら生きていくことが日常になったら…顔全体で喜びや悲しみを表現することは、特に幼少期の子どもたちにとって、とても大切なことです。先週のバレーボール教室でも、保護者の皆さんが「熱中症が心配だからマスクを外しましょう」と言っても、最初はお互い顔を見合わせるだけで、はずそうとしませんでした。別の保護者の方の「熱中症の方が怖いよ」という言葉で、ようやくみんなはずして活動を始めました。重いランドセルを背負いながら炎天下を20分以上歩いてくる小学生。命を守るはずのマスクは、今や命を脅かすマスクになっています。熱中症で救急搬送される人が増えても、不幸にも亡くなる方がいても、命がけでマスク着用。大人がはずさなければ、子どもは、はずしません。 ...

今日は成田市三里塚にあるTSC JAPAN 株式会社の入国後講習センターをお邪魔しました。会社の企業理念は、【日本とアジア諸国、企業と人を結ぶ架け橋となります】です。さて今回の訪問の目的は「ウクライナ避難民受け入れ」です。本当にありがたいことに「避難民受け入れの住居の用意、日本語教育および就労支援のお手伝いができます」とのご回答をいただきました。これは非常に大きな前進です。会長の松本ご夫妻と1時間お話ししましたが、人道支援については積極的に行いたい旨のお話しで、市の観光プロモーション部文化国際課とつなげます。ところでこの講習センターには、教員時代のよく知っている先生が退職後、日本語教師資格を取得し、ここで勤務をされています。1ヶ月勝負の子どもたちへの日本語教育ですが、「教えることが大好きな先生」なので、もう目が輝いてベトナム、インドネシア、タイ、中国出身の若者にグイグイ日本語を教えていらっしゃいました。この講習センターの特徴は、授業の一環として合唱を取り入れているところです。それにしても、いつも思うのは、日本にやって来るアジアの若者は、本当に純粋でかわいらしい若者です(もちろん不真面目な子もいますが)。日本全体が、外国人との共生について真剣に考えないと、こうした若者達が日本を選ばなくなってしまいます。 ...

ホスピタリティ成田の上川代表による読み聞かせが、毎週月曜日12:05-12:10にラジオ成田で放送されています(スマホでも聴けます)。いつもは英語による成田山ボランティアガイドをされている上川さんですが、朗読も素晴らしく、聴き入ってしまいました。さて今日の昔話は「酒々井のいわれ」お酒が好きな父親と、父親思いの息子さんの心温まるお話。父親が大好きな息子さんは、近所のお手伝いをして酒代を貯め、父親にお酒を買ってあげていました。そんなある夜、お手伝いの帰り道、杖をついて歩いている老人と出会い、手を取って道案内をしました。道すがら息子さんはご老人にこう話しました。「お酒好きの父親のためにお小遣い稼ぎをしているけど、最近ではお手伝いの仕事が少なくなってお酒があまり買えなくなってしまった」するとご老人はこのように言いました。「村はずれの分かれ道にとてもおいしい湧水が出ているので、それを汲んで父親にあげてごらん」その湧水にたどり着き、一口飲んでみたのですが、おいしいお水にすぎません。ところが帰宅後、父親にそのお水を与えると、「こんなにおいしいお酒を飲んだことがない」それ以降、息子さんは酒代を稼ぐ必要がなくなったそうです。この話を聞いた村人たちは「これは息子の親を思う気持ちが天に通じて、このような奇跡をもたらしたのだろう」と噂し、それ以降この村は、お酒が出る井戸ということから「酒々井」と名付けられたそうです。勉強になりました。 ...

今日のバレーボール教室は、中学生が大会だったので、小学生のみでした。 付き添いの保護者に「熱中症リスク」の説明をして、全員マスクを外して活動しました。 やっぱり全員の表情がしっかり見えるというのは、指導する上では大切だということを、私は改めて実感しました。 さて毎週3時間、ゆるゆると教えていますが、みんな段々上手になってきて、教えていて楽しいです。 「無理」「できない」 これらを禁止の言葉としてやっていますが、今は誰も言わなくなりました。 「できないからやめる」 「できないからやる」 この差は、人としてどう成長するか、今後の人生に大きな影響を与えます。 それにしても今の時代、「諦めない心を育てる」ということは、とても難しくなってきている気がします。 ...

今日は子どもプラザ成田の芸術鑑賞会。人形劇団「ひぽぽたあむ」主催の「こいぬの兄妹チップとチョコ」対象は3歳から小学低学年ですが、私でも十分に楽しめる上に、小さな子どもたちが人形劇に入り込んでいく様を見ることも楽しいです。最前列にちびっ子の中には、立ち上がって人形に声かけしている子も。劇中に我慢できなくて舞台の後ろ、つまり、まるで生きているかのように動いている人形達の裏側に回ってのぞき込もうとする子どもいました。そのこともあってか、最後は舞台のすべてを取り払って、大公開。子どもたちは、本当に夢中になって仕掛けや人形に触れていました。音楽・芸術・スポーツ、どれをとってもライブに勝るものはありません。ところでこういった小さな子ども向けの劇を、外国人留学生や実習生に公開することも、とってもいいのではないか?と、思いました。絶対に喜ぶはず。動いてみよう! ...

昨日の放課後子ども教室で「明日の朝、会ったら、おはようバロン!」と言ってね!と伝えたら、なんと本当に3人の子どもが気恥ずかしげに「おはようバロン!」と言ってくれました。思わずグータッチ! 気分良く帰宅すると、強風で庭の鉢植えが転倒。2本立ての1本が骨折。小さな実がついた枝はちぎれて散乱。絶句。本当にショック。バンドエイドとガムテープでで補修。夜になっても枯れていませんが、はたして明日の朝も元気でいてくれるのでしょうか… ミニトマト骨折のショックも覚めやらぬうちに、午前中はホスピタリティ成田代表(成田山ボランティアガイド)の上川さんと一緒に観光プロモーション部長と面談。 まず、まちかどふれあい館と成田観光館の有効活用についての協議。 成田山総門から徒歩1分にある成田観光館2階では、コロナ前は毎週木曜日にティ-セレモニー、毎月第3火曜日にはユネスコ協会「日本の香りをあなたに」というテーマの元、琴、書道、着付け、茶道といった日本の文化を外国の方々に体験していただけるイベントとして行ってきました。 どちらも外国人観光客に人気を博してきました。 しかしながらこれらの活動は、回数が少なく、成田観光館の立地条件から考えると「もったいない」の一言に尽きます。 ボランティアガイドの上川さんは、成田国際高校の生徒も巻き込んで、国際都市成田ならではの「おもてなし」ができないか、ということを発案されました。 既存の団体の統合を行えばすむ話しで、予算はゼロに近いものです。 国際交流協会、成田市トランジット&ステイプログラムまで共同し、「オール成田でおもてなし」に取り組むことは、費用対効果の点からも絶大な効果が期待できます。 そこで私は早速、成田観光館に出向き、観光協会の方とこの企画について説明し、次に以前からお約束のあったユネスコ協会婦人部代表の方を訪問しました。 7人のご婦人の方々がお集まりで、東日本大震災支援活動のお話しから、ウクライナ避難民受け入れ準備の問題まで、様々なお話しを伺うことができました。 「オール成田でおもてなし」構想については、ご賛同いただけました。 さてこの企画、持続可能にするためには、市内高校生に参加してもらう必要があります。 国際医療福祉大学の学生にも! まだつぼみも咲いていないこの企画、強風で折れても後悔なしです(それにしても今日の自転車での移動は強風&気温上昇で辛かった)。 ...

何ヶ月ぶりでしょうか、本当に久しぶりの放課後子ども教室でした。スタッフのお母さんは10人。国際医療福祉大学の学生が2人。今日は4,5年生対象。私のニックネームは「バロン」。自己紹介で「いつも朝会っている緑のおじさんだよ」と言ってマスクを外したら「あぁ!」と言ってみんな気づいてくれました。体育館で遊んだ後は、グランド組と体育館組に分かれて遊びました。私はまじでドッジボールに参加。みんな結構上手でとてもいい汗をかきました。最後は体育館まで全力で駆けっこ。フフフ、小学5年生にはまだ負けない。「子どもは地域で育てる」子どもたちにとって、この新興地域の公津の杜が、大切なふるさとになるように地域で見守っていくことは、本当に必要なことです。こういった活動に参加してくださる保護者の方々、本当にありがとうございます。ところで熟したミニトマトを収穫!ミニトマトではありますが、自分で育てた野菜を食べることに感動いたしました。はっきり言って、とてもおいしかったです。びっくり! ...

私は6月議会で成田市のウクライナ避難民受け入れ体制が進捗していないことを指摘しました。その結果、市から要請があり、今日、職員と成田日本語学校を訪れ、正式にウクライナ避難民受け入れ要請を行ってきました。ついでに校長先生に無理を言って、留学生達の授業を見学させていただきました。実際の外国人達が日本語を学ぶ姿を見ることは、形だけの受け入れから、血の通った受け入れにつながると考えたからです。職員2人のうち1人には興味を持っていただけたようです。次は受け入れ医療機関とウクライナ語通訳者への依頼です。すでに私は個人的に依頼を終えているので、担当課には伝えてあります。実際に受け入れを開始している千葉市、柏市、松戸市、船橋市などは、受け入れ住居確保はもとより、自治体独自の支援金支給、日本語習得支援、受け入れ体制組織などをしっかり作って対応しています。お隣の佐倉市も、受け入れは行っていませんが、市営住宅の確保、支援金支給の枠組み(市民の寄附及びふるさと納税の活用)など市のホームページに明確に記載してあります。残念ながら成田市は、千葉県で一番最初に受け入れ表明したにもかかわらず、未だに受け入れ住居の確保もできていません。国際都市という冠を掲げながら、今や受け入れ表明している自治体の中では最もおくれを取っています。受け入れを表明したのなら、国際都市だからという前に、人道的見地から本気で取り組んでしかるべきです。 ...

午前中は自治会美化作業。東側と西側に分かれてスタート。 その後は、消費期限間近の備蓄水配布。6本入りの水を倉庫から取り出し、美化作業に来られなかった方へ配布。 ミニバンで地域を回りながらの配布でしたが、ちょっと腰が痛くなりました。 さて午後は「おもてなし英語 in Narita 第25回」の撮影。テーマは日本の十分すぎる(?)感染対策。台本は、この企画にご協力をいただいている小泉教授(現在は退官されています)。とてもタイムリーな話題です! 場所は、宝田にある「瀬お食堂」。 瀬尾さんご夫妻は、80歳という年齢を感じさせない活力をお持ち。 スタッフの石橋さんも「英語は無理」とおっしゃいながら、本番では実に自然な素晴らしい演技をしてくださいました。 ALTのエリザベスは2回目の出演。とても心優しい女性で、瀬お食堂の皆さんを勇気づけ&ヘルプして撮影がとてもスムーズに進みました。 ALTのエリザベスは2回目の出演。 とても心優しい女性で、今回の撮影もスムーズに進みました。 ...