Author: 眞野義行

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Capsule toys Tourist Hi. What are these? 小学生 1 They’re gacha-gacha. (一つ開けて見せる) Tourist Oh, capsule toy machines! (歩いて見まわる) Look! Demon Slayer figures! 小学生 1 You like 鬼滅の刃? Tourist Yes. I’m a big fan of Demon Slayer. 小学生 1 Nice! Tourist I want to get one. Will you show me how to do it? 小学生 2 All right. Look! (実際にやる) Put in one, two, three hundred yen. And turn it. (Keep turning.) Tourist OK, let me try. Three hundred yen, and turn the handle. (「れんごく」のガチャが出る) 小学生 2 Wow, Rengoku! You’re lucky! I'm jealous! Tourist Do you want to trade? 小学生 2 Really? Thank you very much. (その後も 2 回ガチャガチャを回す) Tourist That was fun! Thanks, bye! 小学生 1,2 See you. ガチャガチャ Tourist こんにちは。これは何ですか? 小学生 1 ガチャガチャです。 Tourist あぁ、カプセルに入ったおもちゃ販売機ですね。 あっ、鬼滅の刃人形だ。 小学生 1 あなたは鬼滅の刃が好きなの? Tourist はい。鬼滅の刃の大ファンです。 小学生 1 すてき! Tourist これがほしいなぁ。やり方を見せてもらえますか? 小学生 2 いいですよ。見てて。 1, 2, 300 円入れて、それからまわす。 Tourist よし、やってみよう。300 円入れてハンドルを回す。 小学生 2 わっ、「れんごく」だ。ついてるね、いいなぁ。 Tourist 取り替えてあげましょうか? 小学生 2 本当に? ありがとうございます。 Tourist 楽しかったです。またね。 小学生 1,2 じゃぁね。 眞野義行の解説 こんにちは、解説の眞野です。 今回は、会話をつなぐ時の簡単な表現を2つ練習しましょう。 1つ目は「それはいいね!」 2つ目は「ついてるね!」 うなりくんの ワンポイントレッスン! それはいいね! Good! Cool! Nice! ついてるね! You're lucky! 別の言い方で「ついてるね!」 Lucky you! いいなぁうらやましい! I'm jealous! ...

Heat stroke Japanese Excuse me. Are you okay? Tourist I feel under the weather. I have a headache. Japanese Do you need an ambulance? Tourist No, I think I’m okay. Japanese You may have heat stroke. Tourist Really? Oh, no. Japanese Do you have something to drink? Tourist I have none…. Japanese I have two bottled water. Here you are. (while taking it out from the plastic bag) Tourist Thank you. (drinking bottled water) Tourist I'm feeling much better now. Japanese I’m glad to hear that. Tourist Thank you very much for your help. Japanese Take care. Tourist You too. 熱中症 日本人 あの、大丈夫ですか? 旅行者 具合が良くありません。頭が痛いです。 日本人 救急車を呼びましょうか? 旅行者 いいえ、大丈夫だと思います。 日本人 熱中症かもしれませんよ。 旅行者 えぇ? どうしましょう。 日本人 何か飲み物をお持ちですか? 旅行者 何もないです。 日本人 私は2つ持っています。はい、どうぞ。 旅行者 ありがとうございます。 (水を飲む) 旅行者 ずいぶん楽になりました。 日本人 それは良かったです。 旅行者 本当に助かりました。 日本人 お大事に。 旅行者 あなたもお気をつけて。 眞野義行の解説 こんにちは。解説の眞野です。 今回は、みなさんもよく知っている単語「have」を使った、体の調子について表現すると きの練習です。 「have」はとても便利な動詞で、「持っている」という意味以外にも様々な場面で活用で きます。それでは練習してみましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン 頭痛 headache 私は頭が痛いです。 I have a headache. 胃痛や腹痛 stomachache 私は胃(お腹)が痛いです。 I have a stomachache. 熱 fever 私は熱があります。 I have a fever. かぜ cold 私はかぜをひいています。 I have a cold. もう一つ、会話に出てきた have を使った大切な表現を練習しましょう。 何か飲むものがありますか? Do you have something to drink? ...

Japanese Martial Arts Tourist Excuse me? What are you doing ? Japanese 1 I’m practicing Shuriken. Tourist Wow, that's cool ! Is this a Japanese martial arts Dojo? Japanese 1 Yes. Tourist Oh, can I see? Japanese 1 Sure. Will you give it a try? Tourist Yes, of course. Japanese 1 Follow me, please. (moving to Dojo) Japanese 2 You have to take your shoes off and bow before you come in. Bowing is Japanese tradition. Tourist I see. (changing clothes and practicing) Japanese 2 Amazing ! You’re great. Tourist Actually, I have studied Japanese martial arts in the U.K. Japanese 2 I see. Keep it up! (changing clothes) Tourist I had a wonderful experience. Thank you very much. Japanese 3 You’re welcome. Have a great trip. 日本の武道 旅行者 すみません、何をされているのですか? 日本人 1 手裏剣の練習をしています。 旅行者 おぉ、かっこいい。ここは日本の武道場ですか? 日本人 1 はい。 旅行者 見られますか? 日本人 1 もちろん。やってみますか? 旅行者 えぇ、もちろん。 日本人 1 こちらへどうぞ。 (道場へ移動) 日本人 2 道場に入る前におじぎをしないといけませんよ。 おじぎは日本のしきたりです。 旅行者 わかりました。 (着替えて実践) 日本人 2 驚きました。すごいですね。 旅行者 実は私は、イギリスで武道を学んでいるのです。 日本人 2 なるほど。その調子でがんばって下さい。 (着替えて) 旅行者 素晴らしい体験ができました。ありがとうございます。 日本人 3 どういたしまして。素敵な旅をお続け下さい。 眞野義行の解説 こんにちは。解説の眞野です。 今回は日本の文化を教える時の簡単なフレーズを練習しましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン! 靴を脱ぐ take your shoes off あなたは靴を脱がなければなりません You have to take your shoes off. おじぎ、おじぎをする bow 語尾に ing をつけても同じ意味になります bowing おじぎは日本の伝統的な礼儀です Bowing is Japanese traditional manners. ...

眞野義行 皆さん、こんにちは。 議席番号3番、政友クラブ、眞野義行です。 通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。 なお、議長の許可を得まして資料を用意しております。 後ほど説明いたします。 テーマは、外国人患者受入れのための体制整備についてです。 質問は大きく分けて2つです。 大問1は、外国人患者受入れに係る対応について、市はどのように考えているのか。 大問2は、外国人医療対策協議会等の設置が必要と考えるが、市の見解は。 それでは始めます。 今から約1か月前の5月2日、八富斎場でインド人女性の火葬式に参列しました。 インドからアメリカへ向かうインド人の母親と息子さん。 成田空港での乗換えで飛行機待ちの間にお母さんがめまいを起こし、成田赤十字病院に救急搬送。 診断の結果、エコノミー症候群と判明しましたが、治療のかいもなく4月30日にお亡くなりになりました。 様々な経緯から、私はこの方の火葬まで関わることになったのですが、成田赤十字病院、成田市役所、葬儀屋、火葬場などと連携、交渉を行いました。 成田赤十字病院の国際診療科の医師は英語が話せる葬儀屋を探し、その葬儀屋がアメリカ大使館に連絡をし、その結果、5月2日の午前中に火葬式が実現し、夕方の特別便でアメリカに飛び立つことができました。 寄る予定のなかった日本で母親が入院し、そのままお亡くなりになり、お骨にしてアメリカに持っていかなければならなくなった息子さんは、言葉が分からず、すべきことも分からず、悲しむ暇もないままアメリカに旅立ちました。 国際空港を抱えた都市にはこういう問題が起きるということを、そしてその対応が本当に大変であるということを、身をもって知ることができました。 もし、この息子さんが英語を話せない方だったら、この特別便に間に合ったかどうか。 そういう意味では、彼は不幸中の幸いだったと言えます。 ところで、葬儀屋の請求額は40万円を超えていました。 私はその高額さに驚いて相談すると、英語の通訳、文書作成、市役所までの同行、その後空港まで付添いをされるということだったので、決して高額とは言えない金額であるとも思いました。 状況を考慮し、結局かなり請求金額は下がりました。 病院の費用については、ICU入院治療で100万円を超えました。 日本の公的医療保険を有していないために、このような高額請求が発生したのです。 旅行者にとって支払える金額ではありません。 まして、単なるトランジットだったのですから。 この1週間後、治療にあたられた成田赤十字病院の先生から連絡が入りました。 外国人患者及び外国人医療費問題についてお話がしたいと。 私も、今回のことでこの問題に関心を持ったので、すぐにお目にかかることにしました。 また、母親を亡くしたインド人の息子さんが、医療費をきちんと支払えたかどうかも気になっていたので。 結局、葬儀屋さんと成田赤十字病院に支払われた金額は総額で約35万円、アメリカに到着後支払うという約束でしたが、今も支払いはありません。 海外旅行保険に加入していなかったようです。 成田赤十字病院の未収金額は約100万円です。 さて、一口に外国人患者といっても、異なる3つのタイプがあります。 1、日本で暮らす資格を持っている在留外国人患者、2、医療目的で日本の医療機関を受診する外国人患者、3、日本滞在中に病気やけがで治療が必要となった訪日外国人旅行者患者の3つです。 1番目の在留外国人患者の場合は、日本の公的医療保険に加入していることから、日本の医療文化や医療習慣を一定程度理解しています。 しかしながら、様々な理由で公的医療保険に加入していない、またはできない在留外国人の方もいます。 彼らが大きな病気やけがで医療機関にかかるともちろん10割負担になり、場合によっては100万円以上の高額な支払いが生じます。 さらに、健康保険がない外国人に対しては、200%の診療費を請求する病院もあるので請求額はさらに高額になり、未払いが生じます。 2番目の、医療目的で日本の医療機関を受診する外国人患者とは、2011年に制定された医療滞在ビザを有して訪日する外国人患者及び同伴者のことです。 最長3年の滞在が可能で、治療・健診のほかに美容・健康増進、そういった目的でも医療滞在ビザは発行されます。 したがって、ここでいう外国人患者とは、主に海外の富裕層の方々を指します。 昨年、議員団で開業前に視察した国際医療福祉大学成田病院のホテルのような個室は、こういった外国人をターゲットにしています。 こうした動きは医療ツーリズムと呼ばれ、富裕層の間では認知度が高く、世界的にかなりな広がりを見せています。 3番目の、訪日外国人旅行者患者は、訪日同行者のみならず単に乗換えのために空港やホテルにいる間にエコノミー症候群などで体調が急変し、救急搬送される外国人旅行者も含みます。 2019年、観光庁が行った、訪日外国人旅行者の訪日中の不慮のけがや病気の医療費をカバーする保険の加入状況等に関してのアンケートでは、約74%の方が旅行保険に加入しているという結果が出ました。 逆に言えば約26%、実に4人に1人が傷病に対して無防備な状態で訪日しているということになります。 この26%の訪日外国人が患者になると、1番目の公的健康保険に加入していない在留外国人と同様の医療費未払いという、深刻な問題が生じる可能性があります。 以上のことから、外国人患者受入れには様々な対応が必要となります。 ここで1つ目の質問をします。 外国人患者受入れに係る対応について、市はどのように考えているのでしょうか。 さて、ここでお手元の資料1をご覧ください。 成田赤十字病院外国人患者数の推移です。 患者数は延べ人数になっています。 平成29年、2017年に国際診療科が開設されてからのデータです。 国際診療科とは、以前より外国人患者を多数受け入れてきた成田赤十字病院が、今後さらに増えていく外国人患者に対して安心して受診、療養できるよう、またスタッフも不安なく医療を提供できるように新設した科です。 医療通訳、翻訳サービスなどのみならず、外国人患者の診療や保険の問題、帰国に関するサポートなど、国際医療に関連して院内で生じる様々な問題の窓口となっています。 このデータを見ると、令和2年度には延べ外国人患者数が5,324人にまで増加していることが分かります。 コロナ禍ですので在留外国人の増加が要因ですが、この4年間の国際診療科の人道的な対応が患者増につながっているのだと思います。 さて、このデータの令和元年度の4,701人の延べ患者数について説明します。 実質患者数は3,770人、そのうち在留外国人は3,354人、訪日外国人は416人。 この416人は短期滞在資格(観光等)で在留しているため、日本の公的保険に加入していません。 この年の成田赤十字病院の未収金額総額は1億436万7,400円です。 内訳は日本人未収金額約8,300万円、外国人未収金額約2,100万円。 外国人未収金額の内訳としては、在留外国人の未収金額が約1,500万円、訪日外国人の未収金額が12人で約600万円となっています。 訪日外国人の例を2つ紹介します。 Aさんは、入国後、成田空港から救急搬送され、数日ICUで治療後に死亡。 発生した医療費は162万7,953円、うち支払われた金額は18万7,933円。 Bさんは旅行者で、国内旅行を終え帰国直前に救急搬送され、数日ICUで治療後、死亡。 発生した医療費は445万7,051円、うち支払われた金額は約80万円。 どちらも分割払いの誓約書を書いてもらっていましたが、退院、帰国後に電話やメールで督促するも、一度も支払われていません。 このケースは、まさに私が関わったものと同じです。 裁判を起こしたとしても、日本の判決は海外では有効にならないので、実質意味がありません。 日本に財産があれば、その差押えもできますが、旅行者なので差し押さえる財産もありません。 つまり、病院の医療かかり逃げという、言葉は悪いですが形になってしまいます。 では、こういった医療費不払いのリスクを抱えた外国人の診療を、医療機関は拒否できるのでしょうか。 それはできません。 医師法により、治療を求める患者がいる限り医師は診療を拒否することができず、必ず治療に応じなければならないという、応召義務が発生するからです。 赤十字という社会的責任を負う成田赤十字病院が、お金を払えそうにないからといって診療拒否などできず、まして、空港から救急で搬送された外国人の診療拒否などできるはずはありません。 ここで、資料1の裏面をご覧ください。 これは、空港内急病人搬送先医療機関一覧です。 警防課で過去5年に遡って調べてくれました。 このデータは日本人と外国人合計の搬送人数です。 空港内での外国人救急搬送の際には、総務省消防庁が推奨している14か国、15言語に対応している救急隊員用多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」を使用することで、成田市もこれまで大きな混乱もなく外国人を搬送できているそうです。 しかしながら、搬送先の医療現場では多言語化に対応し切れていないことが実情です。 上位3つの医療機関に、この多言語化についての聞き取り調査を行いましたが、やはり通訳または外国語対応医療ソーシャルワーカーなどの整備が追いついていないということでした。 診療費未払い問題とともに、この医療通訳者の確保・育成も大きな課題となっています。 医療現場の負担を軽減するためにも、訪日外国人旅行者に直接関わるNAA、各空港会社、消防、医療機関、そして通訳人材確保に関わる国際交流協会などの機関が一堂に会する必要性が生じていると思います。 そこで、2つ目の質問です。 外国人医療対策協議会等の設置が必要と考えるが、市はどのようにお考えですか。 以上で壇上からの質問を終わります。 雨宮真吾 議長 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕 ◎市長(小泉一成君) 眞野議員の、外国人患者受入れのための体制整備についてのご質問にお答えいたします。 まず、外国人患者受入れに係る対応について、市はどのように考えているのかとのことでありますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により訪日外国人旅行者数は大きく減少し、在留外国人数についても減少しておりますが、我が国における訪日外国人旅行者数及び在留外国人数は近年増加傾向にあり、本市における外国人住民も増加しております。 このような中、国では平成30年6月に、訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策を取りまとめ、日本を訪れる旅行者が医療を必要とする場合に備え、安心・安全に医療を受けられる環境を整えることとしております。 また、訪日外国人に対する取組に加え、在留外国人につきましても、外国人材の受入れ、共生のための総合的対応策を取りまとめ、全ての居住圏における外国人患者が、安心して受診できる体制の整備を進めることとしております。 さらに、外国人患者の受入れ体制に係るニーズなどは都道府県ごとに異なり、優先課題も大きなばらつきがあると考えられ、増加が続く外国人患者を単独医療機関で受け入れるには限界があることから、医療機関に対する支援とともに地域での受入れ体制への支援が重要とされ、都道府県単位の外国人患者受入れ体制整備に対する支援が進められております。 本市では、市内医療機関における外国人患者の受入れ状況などにつきましては把握しておりませんが、国際医療福祉大学成田病院においては現在4か国語に対応し、患者の受入れを行っているところであり、成田赤十字病院においても、平成29年度に国際診療科を開設するなど、体制の整備及び充実が図られているところであります。 また、市のホームページにおいて、市内医療機関の掲載と併せて多言語対応が可能な県内医療機関などの情報が掲載されている「ちば医療なび」を紹介することで、外国人住民が外国語の対応が可能な医療機関などを検索するための一助となるよう、対応しているところであります。 外国人患者の受入れにつきましては、言語への対応や医療費の未払いなどの課題もあると認識しており、国や県での広域の医療体制の整備が必要であると考えておりますので、今後も動向を注視するとともに、外国人患者が必要とする情報の提供を図ってまいります。 次に、外国人医療対策協議会等の設置が必要と考えるが、市の見解はとのことでありますが、国では、訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策において、外国人患者が直面する様々な課題に対して幅広く検討することができるよう、行政機関、医療機関に加えて外国人患者受入れ体制整備に関連する関係機関を集めた協議の場を設置することを推奨しております。 外国人医療対策協議会等の設置につきましては、都道府県に設置が求められておりますが、現在までのところ千葉県では設置されておりませんので、今後設置された場合につきましては、本市においても必要に応じて協力をしてまいりたいと考えております。 雨宮真吾 議長 眞野議員。 眞野義行 ご答弁ありがとうございました。 それでは、質問席より質問を続けます。 ここで、東京にある国立の国際医療研究センター病院のホームページを紹介します。 日本の健康保険資格を有していない外国人患者の、診療報酬の請求についての告知です。 「①海外在住で日本の健康保険資格を有しておらず、治療目的のために来日し、当院を受診した場合は、受け入れ準備および事務作業等に必要な業務量を考慮し、診療報酬点数1点につき30円を請求いたします。 」つまり、受診をすれば通常の3倍の診療費がかかるということです。 「②今、日本にいて、日本の健康保険資格を有しておらず、上記①以外で当院を受診した場合は、診療報酬点数1点につき20円を請求いたします。 」つまり、2倍の診療費が発生するということです。 一体、なぜこのような告知をするのでしょうか。 理由は、日本の高度な医療を受けて診療費を払わず、そのまま母国へ帰ってしまうという、そういった悪質な外国人がいるからです。 先ほど説明した、医療ツーリズムで訪日する富裕層とは明らかに異なります。 また、1点につき20円を請求することとともに、事前に医療費が高額になることを知らせておき、前払い制度であることを告知しておけば、医師の応召義務に反することなく、診療費を払わない外国人の受診拒否ができるからです。 この対策は、未払い問題を回避するために有効で、厚生労働省も認めています。 これらは、病院経営上必要な措置であると言えます。 さて、ここで成田赤十字病院の例を紹介します。 赤十字病院でも、診療点数については度重なる討議がありました。 しかしその結果、国際診療科開設の本来の目的に準じ、その道義的責任から1点につき10円で診療を行うことになりました。 つまり、日本人と同等の診療費です。 空港周辺の医療機関がそれぞれの事情で個別対応になることは仕方がないことですが、特に救急搬送された訪日外国人患者に対する対応が、病院ごとに異なるということになると、訪日外国人にとって安心・安全な都市であると言えない可能性があります。 そこで質問します。 国の示す、日本を訪れる旅行者が医療を必要とする場合に備え、安心・安全に医療を受けられる環境を整えるとは、具体的にどういったものを想定しているのでしょうか。 お答え願います。 雨宮真吾 議長 高橋健康こども部長。 ◎健康こども部長(高橋一夫君) 国では、訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策において、外国人観光客自身の適切な費用負担を前提に、予期せぬけがの際、不安を感じることなく医療等を受けられ、安全に帰国できる仕組みを構築するとしております。 具体的には、可能な限り多くの外国人観光客の加入を目指した旅行保険への加入勧奨に取り組むことや、観光の振興に主体的に取り組む地域ごとの多様な関係者の連携による環境整備を国として支援するなどとされております。 以上でございます。 雨宮真吾 議長 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございます。 ご答弁のとおり、未払い問題が発生しないためには、訪日外国人が自己責任で海外旅行保険に加入することが極めて当たり前、かつ大切なことだと思います。 観光の振興に主体的に取り組む地域ごとの多様な関係者の連携による環境整備も必要不可欠なことになっていくと思います。 さて、皆さんは成田市内在住の小学生O君のことをご存じでしょうか。 昨年、体に大きな疾患が見つかり、千葉大学医学部附属病院で手術を受けました。 放置しておけば確実に命に関わる問題でした。 最初は成田赤十字病院に相談があったのですが、そのときに病院では、難民申請中の親子は健康保険に加入できておらず、このまま日本で手術を受ければ極めて高額な費用が発生すると。 そこで、ぜひ母国に帰国して手術を受けることを勧めました。 しかし、難民として日本に逃れてきたので帰国をすると逮捕されてしまうと、殺されてしまうということから帰国を拒否。 その後、幾つかの経緯を経て、結局千葉大学医学部附属病院で手術ということになりました。 手術は無事成功しましたが、この親子には多額の未払い金が生じました。 総額626万4,550円です。 毎月3万円、18年をかけて返済していかなければなりません。 公津の杜にあるカトリック成田教会では、日本語補助教員を行っていらっしゃる方の呼びかけもあって、O君のための募金活動がありました。 日本人と多くの外国人信者の皆さんが寄附をして、3週間で33万4,479円が集まりました。 しかし、彼はこの先非常に重い十字架を背負って生きていかなければなりません。 ところで、保険未加入者に対する救済措置として、無料低額診療制度というものがあります。 生活保護受給者でない方で低所得者、要保護者、ホームレス、DV被害者、短期滞在の外国人、不法滞在者、旅行者など、生計困難者が対象になっています。 しかしながら、それを実施している医療機関または医療法人が少ないのが現実です。 東京には無料低額診療で受診できる病院がたくさんあり、メディカルソーシャルワーカーのグループが、外国人で医療費が払えない方々に無料低額診療で受診できるよう取組をしてくれています。 千葉県は、無料低額診療事業を行っている病院が少ないことに加えて、成田市には無料低額診療制度を持つ病院がありません。 こういった問題を、国際都市を標榜する成田市が放っておいてよいのでしょうか。 外国人患者受入れのための体制整備は、これからの成田市の発展には欠かすことのできないものだと思います。 そこで、最後の質問をします。 外国人患者が必要とする情報提供を図ってまいりますとのお答えでしたが、市は、具体的にはどのような情報提供を想定しているのでしょうか、お願いします。 雨宮真吾 議長 高橋健康こども部長。 ◎健康こども部長(高橋一夫君) 具体的な情報提供といたしましては、市長よりご答弁申し上げましたとおり、市のホームページにおいて、市内医療機関の掲載と併せて多言語対応が可能な県内医療機関などの情報が掲載されている「ちば医療なび」を紹介することや、13言語で様々な相談について受け付けている成田市外国人総合相談窓口を案内するなど、外国人患者の方が必要とする情報の提供を図ってまいります。 以上でございます。 雨宮真吾 議長 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございました。 発信する情報が、医療を必要としている人に対応しているかどうかは、今後詳しく検討していく必要がありますが、それにしても、このO君を救う手だては成田市にはないのでしょうか。 ここで、日本最大の湿原と国の特別天然記念物のタンチョウ、そして阿寒湖と特別天然記念物のマリモで有名な釧路市の外国人患者の対応を紹介します。 私からの問合せに、1時間かけて全ての経緯と現状を語ってくれました。 それはすばらしい取組でした。 2013年、人口約16万人の釧路市は、釧路市外国人傷病者対応連絡協議会を設立しました。 市役所関係各所、医師会、歯科医師会、薬剤師会、観光コンベンション協会、3つの運輸会社、アジアからの研修生を受け入れている企業、そして国際交流会と連携を図り、外国人の方々に、仕事でも観光でも安心して釧路市を訪れていただけるようにするためです。 そして、その2年後の2015年には、通訳者登録制度を始めました。 現在では延べ100人の登録があるそうです。 外国人医療問題として最初に上がることは言葉の問題です。 これにより、医療機関ごとの個別対応で医療現場にかかっていた負担が軽減され、外国人たちが安心して就労や生活ができることにつながっているそうです。 翌2016年には、電話医療通訳及びビデオ医療通訳「メディフォン」の導入を決めました。 しかし、当初予算は26万円。 十分なサービスを受けられないことは分かっていましたが、外国人医療問題を解決するためには、とにかくやってみるんだという意気込みで始められたそうです。 すると、その取組が国土交通省北海道運輸局の目にとまり、実証実験対象地域として認定されたのです。 この登録者の方々の中で、希望者にはプロの同時通訳者を講師に招き、テクニック、マナー、災害時対応通訳の研修も行っています。 さらに、多言語化する訪日外国人に対応するために、昨年2020年から、市の職員と在留外国人を対象にした易しい日本語の講習会も始めたそうです。 港町である釧路市の取組は、国や北海道の動向を待たずに、自分たちの都市のさらなる発展を目指して始めたことがすばらしく、空の港まち成田も大いに参考になることではないでしょうか。 新型コロナ終息後は、世界中の人流が劇的に活発になることが予想されています。 留学生や実習生が再び増加することは確実です。 感染症対策を含めた安心・安全な都市であることは、渡航先、就労先、留学先を決定する上で重要な選択肢の一つになることは間違いありません。 そのために、外国人であっても安心して地域の医療機関にかかることができるシステムづくりは急務となると思います。 そこで、私は4つの提案をします。 一つ、通訳人材バンクの設立。 例えば、教育委員会で現在採用している日本語教育補助員及び有償ボランティアの方は22名、対応言語は9か国語。 さらに英語指導補助教員ALTは16か国で45名。 対応言語は、出身国で考えた場合、英語を含めて9か国語。 両者を合わせると、中国語とシンハラ語のかぶりを引いて16か国語に対応できることになります。 雇用形式の問題を考えずに純粋に人材として、教育委員会のみでこれだけいらっしゃいます。 現在、国際交流協会に、通訳ができる方と対応言語についての調査を依頼していますが、この組織にも多くの人材があると思います。 都市ボランティアの方々も十分に対応可能ではないでしょうか。 釧路市の通訳者登録制度のように、成田市独自の人材バンクを設立することは、今後の成田市の発展に大きく寄与することは間違いないと思います。 2つ目、国際医療福祉大学による医療通訳者養成講座の開設。 大学には既に問いかけをしてあります。 同時にJALとANAにも提案しました。 国際交流協会とつながっていく可能性もあります。 3つ目、外国人未払い医療費補填事業の開始。 例えば、公益財団法人東京都福祉保健財団では、「外国人未払医療費補てん事務」を東京都から委託し実施しています。 空港対策特別交付金の一部をNAAと協議して運用することは十分に可能ではないでしょうか。 これもNAAには相談をしています。 可能性の問題ですので、できるかどうかはまた別だと思いますが。 4つ目、外国人医療対策協議会の設置。 医療機関同士の連絡が不十分な上に、NAAや航空会社との連携もなかなかうまく取れていません。 JAL、ANAに確認しましたが、やはり年に一度ぐらいはこういった外国人旅行者の方で容体が急変される方がいると。 ただし、その方に対する未払い金が生じた場合に、一体この未払い金を誰が持つのかということが、空港のどこで救急車を呼ばれたとかその範囲によって、航空会社が一部負担する場合と、受け入れた病院が負担する場合と様々なことがあって、これは非常に微妙な問題をはらんでいきます。 そこに確かな補填の金銭的な補助がないと、恐らく対策協議会を開いても生々しい話が出てきて、うまくまとまらないのではないかというのが、私の聞き取りからの感想でした。 そこで医療費の問題以外でもぜひ必要だと思われるのは、医療通訳に係る関係者が持つ情報を総合的・横断的に共有する場の必要性です。 それは、さきの通訳人材バンク設立とも関連します。 成田市では、既に災害医療対策会議を継続的に行っています。 その会議に訪日外国人医療問題を加えることはとても有効な方法ではないでしょうか。 千客万来で外国人を招き入れ、けがや病気をしたら自己責任だと。 確かにそのとおりで、旅行保険に入っていない訪日外国人が悪いと、それもそのとおりだと思います。 ですが、それを受け入れざるを得ない医療機関に発生している未払い金の問題は、これは一病院だけが対応できることではありません。 国際都市成田に課せられた使命ではないでしょうか。 そういう意味からも、私は外国人医療対策協議会の設置は、国や県の動向を待たずして成田市が積極的に行うべき緊急な課題だと思っています。 住んでよし、訪れてよし、国際空港を抱える成田市は、先ほども言いましたが県や国の動向を待つのではなく積極的にこの問題に取り組み、成田市の安心・安全を日本中に知らしめるべきだと思っています。 最後になりますけれども、今、不法就労者や偽装難民、それから医療費を踏み倒そうとする外国人の問題、これかなり実は日本中で問題にはなっていますが、忘れてならないのは多くの外国人は一生懸命けなげに暮らしているということです。 その多くの真面目に暮らしている外国人の方々がさらに充実した医療、または様々な支援を受けられるためにも、この問題を市としてぜひ検討していただきたいと思っております。 以上で私の一般質問を終わりにします。 ありがとうございました。...

A traffic light Tourist Excuse me, do you know where the train station is? Japanese1 Sorry? Tourist I can’t find the train station because my phone’s battery is dead. Japanese1 ええっと…。Just a moment. (Japanese2 を見る) Japanese2 (道路脇に移動して) Come here, please. Look! 信号、信号、‘red, yellow, blue light’ Tourist (move to the curb) ‘red, yellow, blue …? ’ Oh, you mean the traffic light. ‘red, yellow and green’ Japanese1 へー、英語で青信号は blue じゃないんだ。green なんだ。 Japanese2 (信号を指さしながら) The second light, right turn. Tourist Oh, turn right at the second light. Japanese2 Exactly! (目を指さしながら) station が見えるよ。 Tourist I can see the train station. Japanese2 Exactly! Tourist Thank you very much. Japanese1 You’re welcome. Take care! 眞野義行の解説 こんにちは。解説の眞野です。 今回は、「ちょっと待って」という表現4つと「その通り」というときの表現2つを練習しましょう。 ピーター、お願いします。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! 「ちょっと待って」(1回ずつ繰り返し) Just a moment. Just a second. Just a minute. 「えぇ~っと」と考える間をとるとき(2回ずつ) Let me see… 「その通り!」(2回ずつ) Exactly. 別の言い方で「その通り!」(2回ずつ) That’s right. ...

A Manga exhibition Tourist Excuse me, what kind of exhibition is this? Japanese1 I beg your pardon? Tourist This exhibition. What is it about? Japanese2 あぁ、何の展覧会かって聞いてるんだ。 Japanese1 (チラシを指さし、描くまねをして)「まんが、まんが」 Tourist Oh, manga! Manga exhibition! Are you manga artists? Japanese1 (大きく頷きながら)Yes! Mother and son. Tourist Really? That’s wonderful! Japanese2 Thank you. Tourist I love Japanese manga and anime. Can I see your manga? Japanese1 Of course. This way, please. Tourist Thank you very much. Tourist I really enjoyed. Japanese2 Thank you. Have a nice day. 眞野義行の解説 こんにちは。解説の眞野です。 今回は、もう一度聞き直したい時の表現と「もちろん」という返答の仕方を練習しましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! もう一回言ってください。 I beg your pardon? 一言でも表現できます。単語の語尾を上げて優しく言いましょう。 Pardon? Sorry? Excuse me? 次は「もちろん」という時の表現です。 Of course. For sure. ...

A post office シーン 1 【デパートの 1 階入口付近】 Tourist Excuse me, is there a post office near here? Japanese 何? ニヤヒヤ? Tourist Yes, is there a post office near here? Japanese ポスト? ああ、ポストはこっち。OK. Follow me. Tourist Oh, thank you. Japanese Not at all. シーン 2 【郵便ポストの前で】 Japanese This is a post.(ポストの隣で) Tourist Thank you, but I want to go to the post office. (a troubled expression) Japanese ポスタフィ? Tourist Yes, post office. I want to send a package. (while taking it out from the bag) Japanese そうか、郵便局! OK. Follow me. シーン 3 【郵便局の前で】 Tourist Thank you very much. Japanese Not at all. 眞野義行の解説 こんにちは、解説の眞野です。 今回は、案内する時の表現 2 つとお礼を言われたときの答え方4つを練習しましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! ついてきて Follow me. こっちだよ This way. どういたしまして(全然たいしたことないよ) Not at all. どういたしまして(普通の言い方) You’re welcome. どういたしまして(アメリカ英語の気にしないで) No problem. どういたしまして(イギリス英語の気にしないで) No worries. ...

眞野義行 皆さん、こんにちは。議席番号3番、政友クラブ、眞野義行です。通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。なお、議長の許可を得まして、資料を用意しております。後ほど説明いたします。テーマは、スマートシティ推進についてです。それでは始めます。 2月17日に成田市議会初のオンライン研修会が開催されました。テーマは「今の時代における議員の役割」。そのお話の中で、講師をしていただいた大山教授から、議員のみならず日本社会全体のICT環境整備が遅れていて、苦手意識がある。 私は、その原因の一つに、日本中にはびこる英語風味の片仮名の氾濫があると思っています。適当な省略と純日本語発音。それらは当然ICTの世界にもあふれています。ハード、ソフト、アプリ、アカウント、サーバー、クラウド。ハード、ソフト、アプリなどは、幾ら頑張って発音しても、正しく意味は伝わりません。アカウント、サーバーは通じますが、クラウドはtheをつけないとICT用語になりません。全く困ったものです。 ところで、最近よく耳にする、このクラウドという言葉、ここで大変失礼なんですが、皆さんに質問させていただきます。一般質問ではありません。これは一体何でしょう。 〔「雲」と呼ぶ者あり〕 眞野義行 ありがとうございました、お答えを。私には今はっきりその正体が見えます。皆さんの頭の中に、頭上に、もくもくと浮かんでいる、まさにクラウド、雲だと思います。 ここからは私独自の解釈で話が進むので、多少無理がありますが、スマートシティ解説のためとご容赦ください。 さて、このクラウドは、頭蓋骨というハードの中に入っている脳というソフトから湧いて出てくるものなので、自分の頭上にしか存在しないし、ほかの人には見えません。その見えない雲の中にある情報を人に伝えるために言葉が生まれました。言葉という通信によって、一緒にいる仲間のクラウドが大きくなりました。 遠くの人にも雲の中身を伝え、記録に残すために文字が必要になり、もっと遠くの人と時間をかけずに情報交換するために電子が必要になりました。電子という通信によって、仲間のクラウドはとても大きなものになりました。そのおかげで、仲間内での情報交換、知識の共有が素早く、楽になりました。 ところが、ここで問題が発生します。蓄積された情報量があまりにも多く、そのため、人間による情報解析が難しくなってきたのです。また、その仲間内の知識や情報共有だけが便利に進化したため、ほかの仲間との情報交換がおろそかになってしまったのです。まさに縦割り組織です。 そこで、それぞれの集団が頭上に持っているクラウドの、もくもくもくと出た、ここを切って空に返した。そうすると、空を覆い尽くすほどの巨大なクラウドが存在しました。これを、現代社会ではビッグデータと呼ぶようになっています。 こうなってくると、もはや人間がアクセスして情報を探すのは困難になり、AI、人工知能が自分の判断で最適な情報を選択し、ロボットなどを通じてフィードバックすることが求められるようになってきました。つまり、物同士の情報交換、人間が介在しないということです。物同士の情報交換によって、人間の暮らしが快適になる時代がやってきたのです。 ここで改めて、皆さんに質問させていただきます。すみません、何回も。家の中で、最も稼働している家電は何でしょうか。 〔「冷蔵庫」と呼ぶ者あり〕 眞野義行 ありがとうございます。正解でございます。冷蔵庫であります。 例えばこんな冷蔵庫があったら、生活が便利になるんじゃないでしょうか。 スマホと連動させて、冷蔵庫に近所のスーパーを登録しておく。そうすると、スーパーから、今日は何々のスーパーが特売日ですよと、何々大安売りですよと。ああ、じゃ、それでメニューどうしましょうか。こんなメニューがありますよ。じゃ、それでお願いします。そうすると、電子レンジやIH圧力鍋というんですかね、これに冷蔵庫が指令を出して、もう調理の設定ボタンを押さないでも、材料を入れれば勝手にやってくれると。これつまり、物同士の情報交換が行われているんです。 それが、例えばお年寄りの見守りにも使える。冷蔵庫は一番開閉の数が多いですから、開閉の数の多さによって、自分の、孤独に住まわれている保護者の方、地域の方、親の方、この方たちの安否確認ができる。また、子供が親より先に帰ったときに、おやつが冷蔵庫にありますよと冷蔵庫が教えてくれる。こういった冷蔵庫を中心にした家電の物同士のインターネットができれば、情報交換が、すごく便利になると思います。 実際にこれは、今日お帰りになったらすぐ購入することができます。もう皆さんもご存じだと思いますけれども、シャープなんかでAI家電ということで実際にもう販売していますので、つまり、ここまで時代が来ているということです。 AIドローン、ドローンについては、脱炭素を目指した、20分ぐらいでしたら中国ではもう既に、人を2人乗せて遊覧飛行を、実証実験を超えたところでやっています。現在、世界で200社がこのドローン開発にしのぎを削っています。 こういったICT利活用による脱炭素社会への挑戦が既に始まっています。 さて、この世界情勢の下、国土交通省は2018年に、スマートシティとは都市の抱える諸課題、環境、エネルギー、医療・健康、交通、通信、教育に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、計画、整備、管理・運営等が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区と定義しました。簡単に言えば、まち全体がネットワークでつながり、居住者が便利に安心して暮らせるシステムが張り巡らされた都市や地区と言えます。急速な高齢化と多発する都市型災害という課題解決に向けても注目を集めています。 スマートシティという言葉が社会に浸透し始めた2010年前後には、エネルギーをはじめとして、特定分野を対象とした個別分野特化型の手法を用いて成立した取組が多く行われてきました。この個別分野特化型スマートシティ構想については、成田市も7年前の2014年、持続可能なまちづくり推進調査報告書の中で、成田型スマートシティという表現で取り上げています。 その一部を紹介します。東日本大震災以後、市民の環境・エネルギー問題に対する関心が高まっており、とりわけ、過度の原子力発電への依存に対する不安を背景に、未利用・再生可能エネルギーに期待する声が多くなっています。本市は、こうした市民の期待や時代の要請に応えられるよう、民間企業や周辺自治体との連携を図りつつ、地域のエネルギーミックスの最適化とともに環境・エネルギー関連の産業振興に取り組みます。また、スマートシティの推進に伴って整備の進展が期待できるICTネットワークの双方向性及び即時性を活用して、市民の健康なライフスタイルの実現を支援します。 そして、本市がスマートシティ推進のために示した戦略プランは2つ。エネルギーの地産地消の推進と、ICTネットワークを活用した市民の健康増進。既に形になっているものもありますが、改めてお聞きします。 1つ目、エネルギーの地産地消の推進についての現状と今後の展望について。2つ目、ICTネットワークを活用した市民の健康増進についての現状と今後の展望について。 さて、このスマートシティの考え方は、交通という視点から、次のような諸問題を解決するためにも、極めて有効と考えられています。1、持続可能で地域の実情に応じた、めり張りのある地域公共交通網の形成。2、超高齢化社会に対応した安全・安心・快適な外出環境の確保。3、交通モード間の連携による、地域公共交通の利便性向上。4、観光振興との連携による観光客の増加。 これら都市が抱える交通に関する諸問題を、ICTネットワークを活用して解決する考え方をMaaSと呼びます。Mobility as a Serviceの略で、直訳すると、サービスによる移動です。あらゆる公共交通機関やライドシェア、シェアサイクルといったサービスをつなぎ目なしに結びつけ、マイカー以外の交通手段による移動を、一つのサービスとして捉える概念のことを指します。例えば、目的地に行くためのルートや交通手段の検索、公共交通機関の料金支払い、そして、レンタカーの予約、決済をオンライン上でまとめて行えるようになります。 このようなMaaSのシステムが完成すれば、移動効率が向上し、クラウド上のビッグデータの利用で、最適な交通手段の組合せの提案が自動で行われます。最適な交通機関の整備が進めば、マイカー移動が減少し、都市部では交通渋滞の緩和ができ、地方では利用者が増え、交通サービスの継続が可能になります。観光並びに高齢者輸送手段のオンデマンド交通でも、現状よりもさらに利便性が高い交通機関が生まれることが期待されています。 そこで質問です。世界でもまだその取組が始まったばかりのMaaSですが、市ではどのようにお考えですか。また、オンデマンド交通において、ICTを活用した取組の検討はありますか。 さて、このMaaSというシステムを実現させるために、都市計画課、高齢者福祉課、交通防犯課、観光プロモーション課など複数の課の協力が必要になります。冒頭で取り上げた2014年成田市持続可能なまちづくり推進調査報告書の中、第4章、持続可能なまちづくりの実現に向けてについては、このように書かれています。 1、“オール成田”による推進体制づくり。2、広域的なネットワークづくり。3、組織横断的かつフレキシブルな庁内体制づくりということで、市役所内部はもとより、市民、民間企業、成田空港、成田山新勝寺、関連団体、さらには周辺自治体や国内外の地域など、あらゆる者との協力・連携体制を築くことにより持続可能なまちづくりが実現できると。 あれから7年。NARITAみらいプラン第2期基本計画には、「新たにSDGsの理念を取り入れ、各施策に対応したゴールを関連付けることで、気候変動や貧困などの地球規模の課題から身近な地域課題の解決に向け、市民と行政がともに取り組んでいくための意識醸成を図り、持続可能なまちづくりの実現を目指していきます。」とあります。 残念ながら、スマートシティという言葉はなくなってしまいましたが、気候変動や貧困など、地球規模の課題から身近な地域課題の解決に向かうためには、7年前にうたっていた産官学民連携のオール成田による推進体制、組織横断的かつフレキシブルな庁内体制づくりは、スマートシティ推進に必要不可欠なものになります。従来型の個別分野特化型から、分野横断型への進化は、絶対に成し遂げなければならないことなのです。 このような社会情勢の中、吉倉地区周辺まちづくり事業が計画され、2020年4月版まちづくり基本構想図も提示されました。 そこで質問します。吉倉地区周辺まちづくりには、スマートシティの概念が生かされるべきだと思いますが、市はどのように考えていますか。 さて、このスマートシティ推進の肝になるものは、それを進化させる人です。ICTネットワークを人の暮らしにどう生かすのか、まだ見ぬ新しい社会を構築するために、人の創造力が求められています。この創造力を身につけるための重要な方法の一つに読書があります。 2021年3月成田市立図書館サービス計画(素案)、小学生・中学生の現状と課題にも、次のような記述があります。生涯にわたる読書習慣の形成のためには、中学生までの取組が重要といわれています。「千葉県子どもの読書活動推進計画」によると、不読率は、学年が上がるにつれて増えているという調査結果があります。 不読率を改善するには、もちろん図書館という建物そのものの環境整備は必須ですが、これからはICTネットワーク利用による電子書籍導入も必要不可欠なものになっていきます。この話題については、昨日も大倉議員のほうからご提案がありまして、ご回答いただいたんですけれども、重複してしまいますが、続けます。 ところで、読書といえばフィンランド。世界で最も図書館を積極的に利用する国民で、学力世界一の称号も獲得したこともあります。その首都ヘルシンキにある市立図書館オーディ。2019年に成田市議員団海外視察で訪問したこの図書館は、以前伊藤議員も本会議で取り上げられていましたが、図書館という概念を覆すようなつくりでした。 そこで私は、このオーディにメールをしました。1、フィンランド人にとって図書館とは何か。2、電子図書の普及率はどのような状況か。3、新型コロナが図書館に与えた影響はどのようなものか。私が驚いたのは、何と私がこのメールを、時差は7時間ありますが、往復で相殺されますが、24時間で返信が来ました。これ、遠くて見えませんが、大体フォント12で英文A4、2枚びっちり、こんな感じで。 もう僅か24時間で返信が届くという、このサービスの速さ。これは私は非常に感動して、ますますフィンランドが好きになってしまったんですが、あんまりしゃべっていると時間がなくなっちゃいますけれども、要約すると、フィンランド人にとっての図書館とは、単に情報や文化を得る場所ではなく、何かを生み出し、それを共有、拡散できる場所であると。物を製作することも、音楽を演奏することも、自分たちのイベントを企画して楽しむこともできる市民のリビングルームのような存在で、生活の中心的存在になっているということです。 さらに、私が送った2通目の、若者の読書離れについての返信には、フィンランドでも若者の、特に男の子の読書離れが起こっていることが心配であると書かれていました。また、電子書籍については、都市の規模による電子書籍数の差があり、現在、国として共通のプラットフォームづくりを模索しているとのことです。国を挙げて電子図書環境整備に取り組んでいるフィンランドは、さすが読書大国です。 この話を伊藤館長に伝えたところ、ぜひ読みたいということで、その夜に送らせていただいたら、もう既にその翌日には、図書館の司書さんたちにこの手紙を紹介されて、とても励みになったというお返事をいただいて、私もすごくうれしかったです。 いつでもどこでも好きなだけ本が読める電子図書は、不登校の児童生徒を含め、放課後に図書館に行く時間が取れない中学生の読書率向上につながることは間違いありません。スマートシティの、まち全体がネットワークにつながり、居住者が便利に安心して暮らせるシステムが張り巡らされた都市や地区に、まさに合致するものです。 そこで、次の質問をします。昨日の大倉議員と重複する質問になってしまいますが、ICT利活用による電子図書館開設について、市はどのように考えているのでしょうか。 最後は、教育の分野におけるスマートシティ推進です。 ここで改めて、2019年12月、萩生田文部科学大臣のメッセージの一部を紹介します。「今や、仕事でも家庭でも、社会のあらゆる場所でICTの活用が日常のものとなっています。社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、世界からも遅れたままではいられません。」。 学校現場でのICT利活用教育の遅れが日本社会全体のICT化の遅れにつながっていることは、疑いようのない事実なのです。12月議会の鳥海議員からの質問に対して提出された教育委員会のスキームは、あの段階のものとしては苦労してつくられたものだと分かるし、高めの目標設定、教員の意識高揚というフレーズにも意気込みが感じられます。 しかしながら、残念なことに、本市はいまだタブレット端末配付が完了していません。また、緊急事態宣言が発出されても、長期にわたる休校措置を取る必要が少なくなり、成田市の学校現場でのタブレット端末の必要性が薄れてきているように思います。このような状況下では、児童生徒並びに教職員も、ICT利活用教育についての意識は高揚しません。 今、本市教育委員会職員が、担当課だけでなく全課を挙げて、その必要性を現場の教職員、児童生徒、そして保護者に熱意を持って訴えなければ、このタブレット端末は適度な重さの文鎮と化してしまいます。 そこで、基本に立ち返った質問をします。ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいのでしょうか。 以上で、壇上からの質問を終わりにします。 秋山忍 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕 ◎市長(小泉一成君) 眞野議員のスマートシティ推進についてのご質問にお答えいたします。 まず、エネルギーの地産地消の推進についての現状と今後の展望についてでありますが、現在、住宅用省エネルギー設備を設置した市民への補助を実施しており、太陽光発電システムでは、補助を開始した平成21年度から昨年度までの11年間に、2,074件の補助を行い、合計最大出力は、9.5メガワットとなっております。 近年の傾向といたしましては、太陽光発電システムに加えて、蓄電池の補助申請が増えていることから、住宅で発電したエネルギーを、家庭で蓄電し消費することで、エネルギーの地産地消がより一層図られているものと考えております。 また、小中学校をはじめとした本市の公共施設におきましては、太陽光発電システムや蓄電池を設置し、発電したエネルギーを施設内で利用しており、今後も新たに整備を計画している施設などにおいて、設置を推進してまいりたいと考えております。 そのほか、本市の成田富里いずみ清掃工場と香取市の太陽光発電所で発電した電力を活用するため、平成28年7月に本市と香取市及びシン・エナジー株式会社が共同出資により、地域電力会社である株式会社成田香取エネルギーを設立し、2市の公共施設に電力を供給しております。 本市では昨年11月に、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言を表明し、その中でも省エネルギーや再生可能エネルギー利用の推進を掲げており、今後につきましては、脱炭素社会の実現を目指す中で、エネルギーの地産地消をさらに進めてまいります。 次に、ICTネットワークを活用した市民の健康増進についてでありますが、昨今の情報通信技術の発達により、ICTネットワークは健康づくりに関連する分野においても広く活用され、利用者の健康データの収集、分析を行うことにより、個々の健康増進や疾病予防に寄与しているものと認識しております。 現在、本市では直接ICTネットワークを活用した健康増進事業は実施しておりませんが、インターネットを利用した電子申請により、成人健診の申込みや、乳児家庭全戸訪問などを受けるための届出を受け付けているところであります。さらに、本年度からは、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、従来の対面による参加方式からウェブ会議システムを活用したリモートによる健康教室や講演会などを開催し、市民の皆様の健康づくりに資する取組を始めているところであります。 健康寿命の延伸や生活の質の向上を目指す本市の取組として、ICTネットワークによるデータの活用は、利便性や効率性を高める有効な手段と考えられる一方で、個人情報の管理など課題も挙げられていることから、今後、国の動向や他自治体の先進事例を参考に、本市の実情に合った取組について調査研究してまいります。 次に、MaaSについて市はどのように考えているのかとのことでありますが、本市では市民が円滑に移動できる地域の望ましい公共交通の在り方を示し、持続可能な地域公共交通ネットワークを構築するためのマスタープランとなる地域公共交通計画の策定を、昨年度から取り組んでいるところであります。 近年、公共交通における新技術として、MaaSのような、複数の公共交通機関や移動手段を最適に組み合わせ、目的地まで一括した予約や決済などを提供する新しいモビリティーサービスも開発されてきております。このような取組は、市民の皆様はもとより外国人旅行者も含めた幅広い利用者にとって使いやすいサービスになると期待されますことから、本計画の策定を進める中で、新たな技術やサービスについても先進事例などを参考とし、導入の可能性について交通事業者と研究してまいります。 また、オンデマンド交通におけるICTを活用した取組をとのことでありますが、本市では70歳以上の高齢者のための外出支援策としてオンデマンド交通の運行を実施しており、現在、多くの方にご利用をいただいております。 ご利用には事前登録が必要となりますが、予約のやり取りで使用する連絡先の登録において、昨年度末時点での登録者4,302人のうち半数強の2,270人が固定電話のみの登録であることや、登録者の大半が70歳代後半から80歳代であるという実態からも、スマートフォンなどからインターネットを介して利用予約を行うよりも、オペレーターとの会話による電話予約が、現状では最も利用しやすい方法であると考えております。 また、本市におきましてはAIを活用した予約システムを導入したことにより、オペレーターの運用がスムーズになり、利用者の要望に極力沿った運用ができているものと考えております。 オンデマンド交通におけるICTの活用につきましては、先進自治体などの事例を参考に調査研究してまいりたいと考えております。 次に、吉倉地区周辺まちづくりには、スマートシティの概念が生かされるべきとのことでありますが、吉倉地区周辺における新たなまちづくりにつきましては、成田空港の更なる機能強化などに伴う新たな開発需要や人口増加が見込まれる中、その受皿となる都市基盤を計画的に整備することで、本市が将来にわたり豊かで活力を持ち、持続的に発展していけるよう構想したものであり、現在はその実現に向けて地権者の皆様の合意形成が促進されるよう取り組んでいるところであります。 スマートシティにつきましては、近年ではICTやAIなどの新技術の急速な進展に伴い、これらの新技術と官民が保有するビックデータをまちづくりに活用することで、地域の実情に応じて交通や観光分野をはじめ、防災や防犯、エネルギーや環境、さらには健康や医療など、様々な分野にわたる課題の解決に向けた取組へと変化し、これにより市民生活や都市活動における大幅な質の向上や行政サービスの効率化、高度化などをもたらすことが可能になると言われております。 吉倉地区周辺の新たなまちづくりにおきましても、スマートシティの概念を生かして、地域のポテンシャルや課題を踏まえたまちづくりのコンセプトを定め、持続可能な取組とすることで、まちの魅力や価値を高めることにつながるものと考えておりますことから、先進事例などを参考にしながら、本市としてどのような取組ができるか調査研究してまいります。 なお、スマートシティ推進についてのご質問のうち、ICT利活用による電子図書館開設及び児童生徒への教育に関するご質問につきましては、教育長よりご答弁申し上げます。 秋山忍 関川教育長。 〔教育長 関川義雄君登壇〕 ◎教育長(関川義雄君) 私からは、スマートシティ推進についてのご質問のうち、ICT利活用による電子図書館開設に関するご質問からお答えいたします。 図書館で電子書籍サービスを導入した場合のメリットとして、貸出しから予約、返却まで、インターネットを介して手続をするため、時間や場所にとらわれずに来館しなくても利用できるという点や、貸出期間後は自動で返却されるという点が挙げられます。 しかし、日本で電子書籍が普及し始めたのは2010年頃からと言われておりますが、出版される図書の全てが電子書籍化されるわけではありません。例えば、2019年に出版された図書約7万3,000点のうち、電子化されたのは約2万4,000点で約33%となっており、電子書籍化率が50%を超える欧米などと比較すると、まだまだ少ないのが現状であります。 また、現在、国内で電子化されている書籍は約32万点という調査がありますが、図書館向けの電子書籍は9万点弱と言われており、資料点数が豊富とは言えない状況であることから、本市では電子書籍サービスの導入については、今後の課題と考えておりました。 しかしながら、今回、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言などにより長期に臨時休館をすることになった図書館が全国で広がる中で、電子書籍サービスへの要望が高まってきております。 このようなことから、来年度を初年度とする成田市立図書館サービス計画においても、電子書籍サービスの導入については、コロナ禍における図書館サービスを継続する解決策の一つであるとともに、多様なメディアによる図書館資料の提供の一つとして掲げていることから、本市におきましても電子書籍サービスを来年度から実施してまいりたいと考えております。 次に、ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいのかとのことでありますが、文部科学省から示されているGIGAスクール構想では、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育とICT環境の整備を目指しており、この実現に向けて、本市におきましても、全ての子供たちに対して、主体的、対話的で深い学びを実現することを目指し、整備などを進めているところであります。 本市におきましては、来年度からタブレット端末の本格運用を予定しており、子供たちが自己表現を行う中でコミュニケーション能力を高めるための一つのツールとして活用し、考えを互いに共有したり、一人一人の学習状況に対して個別最適化されたAIドリルに取り組んだりすることで、今まで以上に学びを深められるようになります。 このようなことから、教育委員会といたしましては、インターネット上での安全面に配慮しながら、子供たちが自らの人生をさらに豊かなものにできるよう、教員への支援・指導を通じながらICT教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 なお、長期にわたり休校措置を取るような非常事態に際しましては、オンライン授業が実施できるよう準備は進めておりますが、教育委員会といたしましては、タブレット端末の主たる活用の場は日々の授業と捉えております。 また、教員に対しましては、タブレット端末は使用することが目的ではなく、あくまで学ぶための手段であることを認識した上で、授業における具体的な活用方法や、本市のGIGAスクール構想における理念を、各種研修会や、随時発行している教育センターだよりなどを通して周知し、効果的な活用が図れるよう努めてまいります。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ご答弁ありがとうございました。 それでは、質問席より提案及び質問を続けます。 質問1の脱炭素社会の実現に向けたエネルギーの地産地消の推進については、株式会社成田香取エネルギーを有している本市は、日本の中でもかなり先進的な取組をしている自治体と言えます。本市は、スマートシティ実現のための中核になる部分を有していることになります。エネルギーの地産地消は、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 質問2については提案をさせていただきます。 ICTネットワークを活用した市民の健康増進については、先ほど紹介した2014年持続可能なまちづくり推進調査報告書の中で、戦略10として次のように明記されていました。 中心市街地(公津地区など)にモデル地区を設定し、スマートフォン等のデジタル機器と健康データ分析システムをICTネットワークなどで連動させ、利用者の健康状態を表示するサービスや健康増進活動などに応じたポイントサービスなどを提供し、市民の健康増進及び地域コミュニティの活性化を図りますと。 現在、成田市では、直接ICTネットワークを活用した健康増進事業は実施していないとのことで、大変残念に思います。7年前に公津地区などにモデル地区を設定という、かなり具体的な戦略があったのですから、とても残念です。当時、参考例に挙げていた静岡県藤枝市の健康マイレージは、「健康・予防日本一ふじえだ」をスローガンに、今も拡充、継続されています。 スマートフォンと連動して健康マイレージをためて、そのポイントで市内商店街や飲食店での割引に使用できるようなシステムづくりを進めてほしいです。ICT利活用による健康増進プラス地域商店街の活性化の、一石二鳥になります。 健康増進、医療費削減は、スマートシティ実現のための、大切な要素の一つです。 次に、MaaSについてです。こちらは質問です。 東京大学大学院開発のAI活用オンデマンド交通システム、コンビニクルは、柏市柏の葉スマートシティで導入されていて、2013年、カシワニクルという名称で実証実験を開始し、内閣府の次世代公共交通システムの研究・開発を進めるプロジェクトのモデル都市に選ばれていますが、成田市で行われている実証実験にも導入されているのでしょうか。また、今後導入予定があるのでしょうか。 秋山忍 木下福祉部長。 ◎福祉部長(木下敬君) オンデマンド交通システム、コンビニクルにつきましては、本市におきましては運行開始当初の平成23年度から平成24年度及び平成28年度に導入の実績がございます。これは、東京大学大学院の研究を基にオンデマンド交通システムを開発した2者による見積り競争を実施した結果によるものでございまして、両者のシステムの性能に大きな優劣はなかったものと考えております。 なお、システムが頻繁に変更になりますと、それを実際に操作するオペレーターが混乱することから、平成30年度からは、オペレーションなどを行う運行管理業務の受託者においてシステムの選定を行っております。 以上でございます。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございます。 それでは、次の質問です。東京大学及び大学院の様々な学科でMaaSについての研究が始まっていますが、本市の実証実験を担当している新領域創成科学研究科チームによる、本市職員に対する研修または意見交換会等の機会が、これまでにありましたか。また、今後計画されていますか。 秋山忍 木下福祉部長。 ◎福祉部長(木下敬君) 本市と東京大学大学院新領域創成科学研究科とは、これまでAIを活用したオンデマンド交通に関する共同研究を行ってきましたため、その分野につきましては定期的に意見交換を行っておりますが、MaaSに関する研修や意見交換などは、これまで行ってきておりません。また、本市の現行のオンデマンド交通システムは、ご自宅のすぐ近くから行き先のすぐ近くのバス停まで運ぶという考え方ですので、乗り継ぎによる利用は想定をしておりませんので、現在のところMaaSに関しての意見交換等は、計画はしておりません。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございました。 ところで、2020年度東京大学新領域創成科学研究科の入学試験に、MaaSについて論じる問題が3問出されています。そのうちの一つを紹介します。「都市の中心に商業・業務地区が存在し、そこにつながる鉄道沿いに住宅地が広がり、地価も辺縁部に向かって次第に下がっていくという構造を多くの都市は持っている。MaaSが普及すると、都市の構造はどのように変化するだろうか。」。 MaaSの最終目的は、オンデマンド交通を含めた地域公共交通機関の一本化です。成田市から積極的なアプローチをしてはみませんか。MaaSはスマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 次に、吉倉地区周辺まちづくりについてです。これは提案です。 ご答弁の中に、スマートシティの概念を生かしてという前向きなご発言がありました。柏市柏の葉スマートシティのような産官学のまちづくりの上を行く、土地区画整理事業ではありますが、だからこそ、産官学民の取組を目指されることを期待しています。地産地消の自然エネルギーを利活用した、人にも自然にも優しいまちづくりは、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 次は、電子書籍サービス導入についてです。こちらは質問です。 成田市立図書館の電子書籍サービス導入は、大変喜ばしいことです。今後、成田市の子供たちの読書量向上に向けて、このサービスの有効活用を期待しますが、どのようにお考えですか。 秋山忍 田中教育部参事。 ◎教育部参事(田中美季君) 図書館の電子書籍サービスにつきましては、対象となる電子書籍が限られており、特に児童向けの点数はまだ十分ではないことや、紙の本と同様に、人気のある書籍に予約が集中することなど、様々な課題があります。将来的に、子供の読書を支援する多様なメディアの一つとして活用していただけるよう、電子書籍サービスを構築していきたいと考えております。 以上でございます。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ぜひよろしくお願いします。 著作権フリーで公開されている青空文庫等以外は、1ライセンス何百円とか何千円という金額でコンテンツを買わなければいけません。 この1月から船橋市は、流山市、八千代市に続いて電子図書館を開設しました。船橋市の図書館担当の方とお話ししましたが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、996万6,000円を活用することで、当初予定していたビジネス系新聞や雑誌の記事等に加えて、語学や料理などの実用書、児童書などの新書のコンテンツの充実を図ったそうです。いわゆる新書の購入には、当然予算が必要になります。 1人1台端末が配備される予定の子供たちにとって、大きなタブレットの画面で手軽に本が読め、返却の心配も要らない電子書籍は、タブレットが文鎮化しないためにも、非常に有効な道具であると考えます。ぜひ、行政の後押しをよろしくお願いします。創造力が豊かな子供を育てることは、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 最後は、ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいかについてです。 タブレット端末は使用することが目的ではなく、あくまで学ぶための手段であるということを、教職員、児童生徒に伝えていくためには、技術的なことの支援だけでなく、実際の授業でICT利活用教育を支援してくれる人材が必要です。12月議会での鳥海議員からの質問にもありましたが、民間企業からそういった人材を新たに採用する、または、民間企業とアドバイザリー契約を結ぶ計画はありますか。 秋山忍 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 教育委員会としましては、現在も教員への研修を段階的に進めておりますけれども、さらに、来年度からは、ICT支援員やヘルプデスク、教育指導課指導主事による支援体制を構築しまして授業での支援を行ってまいりたいと考えております。 具体的には、ICT支援員につきましては、各学校に月3回程度の配置、ヘルプデスクにつきましては、日中いつでも問合せができるように準備をしております。また、教育指導課指導主事におきましては、各学校の授業研修会に訪問しまして、教科の特性に応じてタブレット端末が有効に活用できるよう支援してまいりたいと考えており、ご提言の民間企業とのアドバイザリー契約につきましては、今後必要に応じて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 分かりました。 次の質問をします。ICT教育の充実には、教育委員会やセンターだけの限られた人員では厳しいものがあります。近年の行政改革の手法が産官学民に移行していることから考えても、私が半年前から提案している千葉工業大学との包括的連携協定を締結することは、予算をかけずにICT教育支援を受けられるという点で非常に効果的だと思いますが、その予定はありますか。 秋山忍 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) ICT教育の支援としましては、端末納入業者より、本市の教育振興基本計画の内容に基づきまして、包括的にサポートしていただいております。教育委員会としましては、教員とICT支援員、ヘルプデスク、教育指導課指導主事が一丸となって、子供たちの学習活動を支えてまいりたいと考えており、千葉工業大学との包括的連携協定につきましても、今後必要に応じて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 分かりました。 ここで、お手元の資料をご覧ください。一番最初のやつですね。地域連携事業の方針ということで、これは千葉工業大学のホームページから抜粋したものです。 具体的な活動計画ということで、下のほうに、小中学生対象の出前授業の開催と。これはコロナで今、現状できていません。小中学生を対象としたタブレットを活用したICT教育支援と。これはコロナでなかなかできていないんですけれども。 ただ、この後紹介いたしますけれども、この千葉工業大学の地域連携事業活動内容、この地域連携事業活動を利用して、今年1月に八街市は、ロボット研究第一人者の先川原教授による市内全中学校同時のオンライン授業を行いました。最先端ロボット工学の開発秘話から、便利なネット社会の情報をうのみにする危険性までを講話されました。千葉日報に大きく出ていたんですが、著作権の問題があって掲載できませんでしたが、ロボット研究に長年関わってきた当事者ならではの見解として、自分の頭で考え、本当に必要かどうか判断してと生徒に呼びかけました。 実は、千葉工業大学は、昨年9月にアマゾンウェブサービスジャパンが行ったオンライン開催によるロボットコンテストで日本一になっているんです。競技はAIによる自律動作で、ミニチュアのまちを走るタイムレースです。私は、子供たちにとって本当に教育が深化するのは、もちろん教育の専門家がお話しするのは当然ですが、こうした実際に活動されている専門家の方によるお話のほうが、はるかに浸透するのではないかと思っています。 続いて、2ページ目の資料を見ますと、そこに、成田中学校も実はブルーインパルスのパイロットによる講演が行われました。このブルーインパルスのパイロット、これは昨年の5月の医療従事者応援飛行を行ったパイロットです。ブルーインパルスのパイロットは、もうトップ中のトップです。 ここで、夢を諦めないと。夢は逃げない、逃げるのは自分、諦めない気持ちで頑張ってほしいという講話を行われたんですね、私も招待されて見に行きましたが。その下のほうに写真が入って、線が入っちゃっていますが、大型受像機の整備も、せっかく講演が無駄にならないために必要かなと思います。 時間がきてしまいましたので、今回スマートシティのお話を通して、ICT教育利活用について述べさせていただきました。ありがとうございました。...

At Japanese noodle restaurant Staff 1 Hello. How are you? Tourist Hi, is this a Japanese noodle restaurant? Staff 1 はい、 Japanese noodle. Tourist I’d like to try Japanese noodle. (うれしそうに) Staff 1 OK, OK. Staff 2 Here’s the menu.(お品書きを手渡しながら) Tourist Thank you. Let me see...

At Naritasan Part2 Japanese Hello, can I help you? Tourist Yes. Would you tell me how to offer a prayer? Japanese Sure. Japanese First, throw some coins into the donation box. Tourist O.K. Throw some coins here? Japanese Yes. Second, put your hands together and bow. Tourist O.K. Put my hands together like this and bow. Japanese Third, offer a prayer. Tourist O.K. Pray for my family's health and happiness. Japanese Finally, bow again and leave. Tourist O.K. I got it. Tourist Thank you very much. Japanese You’re welcome. Have a nice day. 成田山編 その2 日本人 こんにちは、何かお困りですか? 旅行者 はい、お参りの仕方を教えていただきたいのですが。 日本人 いいですよ。 日本人 まず、お金を賽銭箱に入れます。 旅行者 お金をここに入れるんですね。 日本人 次に両手を合わせておじぎします。 旅行者 両手を合わせておじぎをするのですね。 日本人 はい。そしてお祈りします。 旅行者 はい。家族の健康と幸せのために祈ります。 日本人 最後にもう一度おじぎしてからその場を離れます。 旅行者 わかりました。 旅行者 ありがとうございます。 日本人 どういたしまして。良い1日を。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! 何かを説明するときは、文の最初に“First,….” “Second,….”と順番を表す数字をつけ て、最後に“Finally,….”と言うとわかりやすいんだ。うな。 それともう一つ。「お祈りする」は“pray”と言うけれど「サッカーをする」という時に使 う“play”とは違うよ。発音の違いが難しいので、がんばってね。うな。...