Author: 眞野義行

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A Manga exhibition Tourist Excuse me, what kind of exhibition is this? Japanese1 I beg your pardon? Tourist This exhibition. What is it about? Japanese2 あぁ、何の展覧会かって聞いてるんだ。 Japanese1 (チラシを指さし、描くまねをして)「まんが、まんが」 Tourist Oh, manga! Manga exhibition! Are you manga artists? Japanese1 (大きく頷きながら)Yes! Mother and son. Tourist Really? That’s wonderful! Japanese2 Thank you. Tourist I love Japanese manga and anime. Can I see your manga? Japanese1 Of course. This way, please. Tourist Thank you very much. Tourist I really enjoyed. Japanese2 Thank you. Have a nice day. 眞野義行の解説 こんにちは。解説の眞野です。 今回は、もう一度聞き直したい時の表現と「もちろん」という返答の仕方を練習しましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! もう一回言ってください。 I beg your pardon? 一言でも表現できます。単語の語尾を上げて優しく言いましょう。 Pardon? Sorry? Excuse me? 次は「もちろん」という時の表現です。 Of course. For sure. ...

A post office シーン 1 【デパートの 1 階入口付近】 Tourist Excuse me, is there a post office near here? Japanese 何? ニヤヒヤ? Tourist Yes, is there a post office near here? Japanese ポスト? ああ、ポストはこっち。OK. Follow me. Tourist Oh, thank you. Japanese Not at all. シーン 2 【郵便ポストの前で】 Japanese This is a post.(ポストの隣で) Tourist Thank you, but I want to go to the post office. (a troubled expression) Japanese ポスタフィ? Tourist Yes, post office. I want to send a package. (while taking it out from the bag) Japanese そうか、郵便局! OK. Follow me. シーン 3 【郵便局の前で】 Tourist Thank you very much. Japanese Not at all. 眞野義行の解説 こんにちは、解説の眞野です。 今回は、案内する時の表現 2 つとお礼を言われたときの答え方4つを練習しましょう。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! ついてきて Follow me. こっちだよ This way. どういたしまして(全然たいしたことないよ) Not at all. どういたしまして(普通の言い方) You’re welcome. どういたしまして(アメリカ英語の気にしないで) No problem. どういたしまして(イギリス英語の気にしないで) No worries. ...

眞野義行 皆さん、こんにちは。議席番号3番、政友クラブ、眞野義行です。通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。なお、議長の許可を得まして、資料を用意しております。後ほど説明いたします。テーマは、スマートシティ推進についてです。それでは始めます。 2月17日に成田市議会初のオンライン研修会が開催されました。テーマは「今の時代における議員の役割」。そのお話の中で、講師をしていただいた大山教授から、議員のみならず日本社会全体のICT環境整備が遅れていて、苦手意識がある。 私は、その原因の一つに、日本中にはびこる英語風味の片仮名の氾濫があると思っています。適当な省略と純日本語発音。それらは当然ICTの世界にもあふれています。ハード、ソフト、アプリ、アカウント、サーバー、クラウド。ハード、ソフト、アプリなどは、幾ら頑張って発音しても、正しく意味は伝わりません。アカウント、サーバーは通じますが、クラウドはtheをつけないとICT用語になりません。全く困ったものです。 ところで、最近よく耳にする、このクラウドという言葉、ここで大変失礼なんですが、皆さんに質問させていただきます。一般質問ではありません。これは一体何でしょう。 〔「雲」と呼ぶ者あり〕 眞野義行 ありがとうございました、お答えを。私には今はっきりその正体が見えます。皆さんの頭の中に、頭上に、もくもくと浮かんでいる、まさにクラウド、雲だと思います。 ここからは私独自の解釈で話が進むので、多少無理がありますが、スマートシティ解説のためとご容赦ください。 さて、このクラウドは、頭蓋骨というハードの中に入っている脳というソフトから湧いて出てくるものなので、自分の頭上にしか存在しないし、ほかの人には見えません。その見えない雲の中にある情報を人に伝えるために言葉が生まれました。言葉という通信によって、一緒にいる仲間のクラウドが大きくなりました。 遠くの人にも雲の中身を伝え、記録に残すために文字が必要になり、もっと遠くの人と時間をかけずに情報交換するために電子が必要になりました。電子という通信によって、仲間のクラウドはとても大きなものになりました。そのおかげで、仲間内での情報交換、知識の共有が素早く、楽になりました。 ところが、ここで問題が発生します。蓄積された情報量があまりにも多く、そのため、人間による情報解析が難しくなってきたのです。また、その仲間内の知識や情報共有だけが便利に進化したため、ほかの仲間との情報交換がおろそかになってしまったのです。まさに縦割り組織です。 そこで、それぞれの集団が頭上に持っているクラウドの、もくもくもくと出た、ここを切って空に返した。そうすると、空を覆い尽くすほどの巨大なクラウドが存在しました。これを、現代社会ではビッグデータと呼ぶようになっています。 こうなってくると、もはや人間がアクセスして情報を探すのは困難になり、AI、人工知能が自分の判断で最適な情報を選択し、ロボットなどを通じてフィードバックすることが求められるようになってきました。つまり、物同士の情報交換、人間が介在しないということです。物同士の情報交換によって、人間の暮らしが快適になる時代がやってきたのです。 ここで改めて、皆さんに質問させていただきます。すみません、何回も。家の中で、最も稼働している家電は何でしょうか。 〔「冷蔵庫」と呼ぶ者あり〕 眞野義行 ありがとうございます。正解でございます。冷蔵庫であります。 例えばこんな冷蔵庫があったら、生活が便利になるんじゃないでしょうか。 スマホと連動させて、冷蔵庫に近所のスーパーを登録しておく。そうすると、スーパーから、今日は何々のスーパーが特売日ですよと、何々大安売りですよと。ああ、じゃ、それでメニューどうしましょうか。こんなメニューがありますよ。じゃ、それでお願いします。そうすると、電子レンジやIH圧力鍋というんですかね、これに冷蔵庫が指令を出して、もう調理の設定ボタンを押さないでも、材料を入れれば勝手にやってくれると。これつまり、物同士の情報交換が行われているんです。 それが、例えばお年寄りの見守りにも使える。冷蔵庫は一番開閉の数が多いですから、開閉の数の多さによって、自分の、孤独に住まわれている保護者の方、地域の方、親の方、この方たちの安否確認ができる。また、子供が親より先に帰ったときに、おやつが冷蔵庫にありますよと冷蔵庫が教えてくれる。こういった冷蔵庫を中心にした家電の物同士のインターネットができれば、情報交換が、すごく便利になると思います。 実際にこれは、今日お帰りになったらすぐ購入することができます。もう皆さんもご存じだと思いますけれども、シャープなんかでAI家電ということで実際にもう販売していますので、つまり、ここまで時代が来ているということです。 AIドローン、ドローンについては、脱炭素を目指した、20分ぐらいでしたら中国ではもう既に、人を2人乗せて遊覧飛行を、実証実験を超えたところでやっています。現在、世界で200社がこのドローン開発にしのぎを削っています。 こういったICT利活用による脱炭素社会への挑戦が既に始まっています。 さて、この世界情勢の下、国土交通省は2018年に、スマートシティとは都市の抱える諸課題、環境、エネルギー、医療・健康、交通、通信、教育に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、計画、整備、管理・運営等が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区と定義しました。簡単に言えば、まち全体がネットワークでつながり、居住者が便利に安心して暮らせるシステムが張り巡らされた都市や地区と言えます。急速な高齢化と多発する都市型災害という課題解決に向けても注目を集めています。 スマートシティという言葉が社会に浸透し始めた2010年前後には、エネルギーをはじめとして、特定分野を対象とした個別分野特化型の手法を用いて成立した取組が多く行われてきました。この個別分野特化型スマートシティ構想については、成田市も7年前の2014年、持続可能なまちづくり推進調査報告書の中で、成田型スマートシティという表現で取り上げています。 その一部を紹介します。東日本大震災以後、市民の環境・エネルギー問題に対する関心が高まっており、とりわけ、過度の原子力発電への依存に対する不安を背景に、未利用・再生可能エネルギーに期待する声が多くなっています。本市は、こうした市民の期待や時代の要請に応えられるよう、民間企業や周辺自治体との連携を図りつつ、地域のエネルギーミックスの最適化とともに環境・エネルギー関連の産業振興に取り組みます。また、スマートシティの推進に伴って整備の進展が期待できるICTネットワークの双方向性及び即時性を活用して、市民の健康なライフスタイルの実現を支援します。 そして、本市がスマートシティ推進のために示した戦略プランは2つ。エネルギーの地産地消の推進と、ICTネットワークを活用した市民の健康増進。既に形になっているものもありますが、改めてお聞きします。 1つ目、エネルギーの地産地消の推進についての現状と今後の展望について。2つ目、ICTネットワークを活用した市民の健康増進についての現状と今後の展望について。 さて、このスマートシティの考え方は、交通という視点から、次のような諸問題を解決するためにも、極めて有効と考えられています。1、持続可能で地域の実情に応じた、めり張りのある地域公共交通網の形成。2、超高齢化社会に対応した安全・安心・快適な外出環境の確保。3、交通モード間の連携による、地域公共交通の利便性向上。4、観光振興との連携による観光客の増加。 これら都市が抱える交通に関する諸問題を、ICTネットワークを活用して解決する考え方をMaaSと呼びます。Mobility as a Serviceの略で、直訳すると、サービスによる移動です。あらゆる公共交通機関やライドシェア、シェアサイクルといったサービスをつなぎ目なしに結びつけ、マイカー以外の交通手段による移動を、一つのサービスとして捉える概念のことを指します。例えば、目的地に行くためのルートや交通手段の検索、公共交通機関の料金支払い、そして、レンタカーの予約、決済をオンライン上でまとめて行えるようになります。 このようなMaaSのシステムが完成すれば、移動効率が向上し、クラウド上のビッグデータの利用で、最適な交通手段の組合せの提案が自動で行われます。最適な交通機関の整備が進めば、マイカー移動が減少し、都市部では交通渋滞の緩和ができ、地方では利用者が増え、交通サービスの継続が可能になります。観光並びに高齢者輸送手段のオンデマンド交通でも、現状よりもさらに利便性が高い交通機関が生まれることが期待されています。 そこで質問です。世界でもまだその取組が始まったばかりのMaaSですが、市ではどのようにお考えですか。また、オンデマンド交通において、ICTを活用した取組の検討はありますか。 さて、このMaaSというシステムを実現させるために、都市計画課、高齢者福祉課、交通防犯課、観光プロモーション課など複数の課の協力が必要になります。冒頭で取り上げた2014年成田市持続可能なまちづくり推進調査報告書の中、第4章、持続可能なまちづくりの実現に向けてについては、このように書かれています。 1、“オール成田”による推進体制づくり。2、広域的なネットワークづくり。3、組織横断的かつフレキシブルな庁内体制づくりということで、市役所内部はもとより、市民、民間企業、成田空港、成田山新勝寺、関連団体、さらには周辺自治体や国内外の地域など、あらゆる者との協力・連携体制を築くことにより持続可能なまちづくりが実現できると。 あれから7年。NARITAみらいプラン第2期基本計画には、「新たにSDGsの理念を取り入れ、各施策に対応したゴールを関連付けることで、気候変動や貧困などの地球規模の課題から身近な地域課題の解決に向け、市民と行政がともに取り組んでいくための意識醸成を図り、持続可能なまちづくりの実現を目指していきます。」とあります。 残念ながら、スマートシティという言葉はなくなってしまいましたが、気候変動や貧困など、地球規模の課題から身近な地域課題の解決に向かうためには、7年前にうたっていた産官学民連携のオール成田による推進体制、組織横断的かつフレキシブルな庁内体制づくりは、スマートシティ推進に必要不可欠なものになります。従来型の個別分野特化型から、分野横断型への進化は、絶対に成し遂げなければならないことなのです。 このような社会情勢の中、吉倉地区周辺まちづくり事業が計画され、2020年4月版まちづくり基本構想図も提示されました。 そこで質問します。吉倉地区周辺まちづくりには、スマートシティの概念が生かされるべきだと思いますが、市はどのように考えていますか。 さて、このスマートシティ推進の肝になるものは、それを進化させる人です。ICTネットワークを人の暮らしにどう生かすのか、まだ見ぬ新しい社会を構築するために、人の創造力が求められています。この創造力を身につけるための重要な方法の一つに読書があります。 2021年3月成田市立図書館サービス計画(素案)、小学生・中学生の現状と課題にも、次のような記述があります。生涯にわたる読書習慣の形成のためには、中学生までの取組が重要といわれています。「千葉県子どもの読書活動推進計画」によると、不読率は、学年が上がるにつれて増えているという調査結果があります。 不読率を改善するには、もちろん図書館という建物そのものの環境整備は必須ですが、これからはICTネットワーク利用による電子書籍導入も必要不可欠なものになっていきます。この話題については、昨日も大倉議員のほうからご提案がありまして、ご回答いただいたんですけれども、重複してしまいますが、続けます。 ところで、読書といえばフィンランド。世界で最も図書館を積極的に利用する国民で、学力世界一の称号も獲得したこともあります。その首都ヘルシンキにある市立図書館オーディ。2019年に成田市議員団海外視察で訪問したこの図書館は、以前伊藤議員も本会議で取り上げられていましたが、図書館という概念を覆すようなつくりでした。 そこで私は、このオーディにメールをしました。1、フィンランド人にとって図書館とは何か。2、電子図書の普及率はどのような状況か。3、新型コロナが図書館に与えた影響はどのようなものか。私が驚いたのは、何と私がこのメールを、時差は7時間ありますが、往復で相殺されますが、24時間で返信が来ました。これ、遠くて見えませんが、大体フォント12で英文A4、2枚びっちり、こんな感じで。 もう僅か24時間で返信が届くという、このサービスの速さ。これは私は非常に感動して、ますますフィンランドが好きになってしまったんですが、あんまりしゃべっていると時間がなくなっちゃいますけれども、要約すると、フィンランド人にとっての図書館とは、単に情報や文化を得る場所ではなく、何かを生み出し、それを共有、拡散できる場所であると。物を製作することも、音楽を演奏することも、自分たちのイベントを企画して楽しむこともできる市民のリビングルームのような存在で、生活の中心的存在になっているということです。 さらに、私が送った2通目の、若者の読書離れについての返信には、フィンランドでも若者の、特に男の子の読書離れが起こっていることが心配であると書かれていました。また、電子書籍については、都市の規模による電子書籍数の差があり、現在、国として共通のプラットフォームづくりを模索しているとのことです。国を挙げて電子図書環境整備に取り組んでいるフィンランドは、さすが読書大国です。 この話を伊藤館長に伝えたところ、ぜひ読みたいということで、その夜に送らせていただいたら、もう既にその翌日には、図書館の司書さんたちにこの手紙を紹介されて、とても励みになったというお返事をいただいて、私もすごくうれしかったです。 いつでもどこでも好きなだけ本が読める電子図書は、不登校の児童生徒を含め、放課後に図書館に行く時間が取れない中学生の読書率向上につながることは間違いありません。スマートシティの、まち全体がネットワークにつながり、居住者が便利に安心して暮らせるシステムが張り巡らされた都市や地区に、まさに合致するものです。 そこで、次の質問をします。昨日の大倉議員と重複する質問になってしまいますが、ICT利活用による電子図書館開設について、市はどのように考えているのでしょうか。 最後は、教育の分野におけるスマートシティ推進です。 ここで改めて、2019年12月、萩生田文部科学大臣のメッセージの一部を紹介します。「今や、仕事でも家庭でも、社会のあらゆる場所でICTの活用が日常のものとなっています。社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、世界からも遅れたままではいられません。」。 学校現場でのICT利活用教育の遅れが日本社会全体のICT化の遅れにつながっていることは、疑いようのない事実なのです。12月議会の鳥海議員からの質問に対して提出された教育委員会のスキームは、あの段階のものとしては苦労してつくられたものだと分かるし、高めの目標設定、教員の意識高揚というフレーズにも意気込みが感じられます。 しかしながら、残念なことに、本市はいまだタブレット端末配付が完了していません。また、緊急事態宣言が発出されても、長期にわたる休校措置を取る必要が少なくなり、成田市の学校現場でのタブレット端末の必要性が薄れてきているように思います。このような状況下では、児童生徒並びに教職員も、ICT利活用教育についての意識は高揚しません。 今、本市教育委員会職員が、担当課だけでなく全課を挙げて、その必要性を現場の教職員、児童生徒、そして保護者に熱意を持って訴えなければ、このタブレット端末は適度な重さの文鎮と化してしまいます。 そこで、基本に立ち返った質問をします。ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいのでしょうか。 以上で、壇上からの質問を終わりにします。 秋山忍 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕 ◎市長(小泉一成君) 眞野議員のスマートシティ推進についてのご質問にお答えいたします。 まず、エネルギーの地産地消の推進についての現状と今後の展望についてでありますが、現在、住宅用省エネルギー設備を設置した市民への補助を実施しており、太陽光発電システムでは、補助を開始した平成21年度から昨年度までの11年間に、2,074件の補助を行い、合計最大出力は、9.5メガワットとなっております。 近年の傾向といたしましては、太陽光発電システムに加えて、蓄電池の補助申請が増えていることから、住宅で発電したエネルギーを、家庭で蓄電し消費することで、エネルギーの地産地消がより一層図られているものと考えております。 また、小中学校をはじめとした本市の公共施設におきましては、太陽光発電システムや蓄電池を設置し、発電したエネルギーを施設内で利用しており、今後も新たに整備を計画している施設などにおいて、設置を推進してまいりたいと考えております。 そのほか、本市の成田富里いずみ清掃工場と香取市の太陽光発電所で発電した電力を活用するため、平成28年7月に本市と香取市及びシン・エナジー株式会社が共同出資により、地域電力会社である株式会社成田香取エネルギーを設立し、2市の公共施設に電力を供給しております。 本市では昨年11月に、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言を表明し、その中でも省エネルギーや再生可能エネルギー利用の推進を掲げており、今後につきましては、脱炭素社会の実現を目指す中で、エネルギーの地産地消をさらに進めてまいります。 次に、ICTネットワークを活用した市民の健康増進についてでありますが、昨今の情報通信技術の発達により、ICTネットワークは健康づくりに関連する分野においても広く活用され、利用者の健康データの収集、分析を行うことにより、個々の健康増進や疾病予防に寄与しているものと認識しております。 現在、本市では直接ICTネットワークを活用した健康増進事業は実施しておりませんが、インターネットを利用した電子申請により、成人健診の申込みや、乳児家庭全戸訪問などを受けるための届出を受け付けているところであります。さらに、本年度からは、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、従来の対面による参加方式からウェブ会議システムを活用したリモートによる健康教室や講演会などを開催し、市民の皆様の健康づくりに資する取組を始めているところであります。 健康寿命の延伸や生活の質の向上を目指す本市の取組として、ICTネットワークによるデータの活用は、利便性や効率性を高める有効な手段と考えられる一方で、個人情報の管理など課題も挙げられていることから、今後、国の動向や他自治体の先進事例を参考に、本市の実情に合った取組について調査研究してまいります。 次に、MaaSについて市はどのように考えているのかとのことでありますが、本市では市民が円滑に移動できる地域の望ましい公共交通の在り方を示し、持続可能な地域公共交通ネットワークを構築するためのマスタープランとなる地域公共交通計画の策定を、昨年度から取り組んでいるところであります。 近年、公共交通における新技術として、MaaSのような、複数の公共交通機関や移動手段を最適に組み合わせ、目的地まで一括した予約や決済などを提供する新しいモビリティーサービスも開発されてきております。このような取組は、市民の皆様はもとより外国人旅行者も含めた幅広い利用者にとって使いやすいサービスになると期待されますことから、本計画の策定を進める中で、新たな技術やサービスについても先進事例などを参考とし、導入の可能性について交通事業者と研究してまいります。 また、オンデマンド交通におけるICTを活用した取組をとのことでありますが、本市では70歳以上の高齢者のための外出支援策としてオンデマンド交通の運行を実施しており、現在、多くの方にご利用をいただいております。 ご利用には事前登録が必要となりますが、予約のやり取りで使用する連絡先の登録において、昨年度末時点での登録者4,302人のうち半数強の2,270人が固定電話のみの登録であることや、登録者の大半が70歳代後半から80歳代であるという実態からも、スマートフォンなどからインターネットを介して利用予約を行うよりも、オペレーターとの会話による電話予約が、現状では最も利用しやすい方法であると考えております。 また、本市におきましてはAIを活用した予約システムを導入したことにより、オペレーターの運用がスムーズになり、利用者の要望に極力沿った運用ができているものと考えております。 オンデマンド交通におけるICTの活用につきましては、先進自治体などの事例を参考に調査研究してまいりたいと考えております。 次に、吉倉地区周辺まちづくりには、スマートシティの概念が生かされるべきとのことでありますが、吉倉地区周辺における新たなまちづくりにつきましては、成田空港の更なる機能強化などに伴う新たな開発需要や人口増加が見込まれる中、その受皿となる都市基盤を計画的に整備することで、本市が将来にわたり豊かで活力を持ち、持続的に発展していけるよう構想したものであり、現在はその実現に向けて地権者の皆様の合意形成が促進されるよう取り組んでいるところであります。 スマートシティにつきましては、近年ではICTやAIなどの新技術の急速な進展に伴い、これらの新技術と官民が保有するビックデータをまちづくりに活用することで、地域の実情に応じて交通や観光分野をはじめ、防災や防犯、エネルギーや環境、さらには健康や医療など、様々な分野にわたる課題の解決に向けた取組へと変化し、これにより市民生活や都市活動における大幅な質の向上や行政サービスの効率化、高度化などをもたらすことが可能になると言われております。 吉倉地区周辺の新たなまちづくりにおきましても、スマートシティの概念を生かして、地域のポテンシャルや課題を踏まえたまちづくりのコンセプトを定め、持続可能な取組とすることで、まちの魅力や価値を高めることにつながるものと考えておりますことから、先進事例などを参考にしながら、本市としてどのような取組ができるか調査研究してまいります。 なお、スマートシティ推進についてのご質問のうち、ICT利活用による電子図書館開設及び児童生徒への教育に関するご質問につきましては、教育長よりご答弁申し上げます。 秋山忍 関川教育長。 〔教育長 関川義雄君登壇〕 ◎教育長(関川義雄君) 私からは、スマートシティ推進についてのご質問のうち、ICT利活用による電子図書館開設に関するご質問からお答えいたします。 図書館で電子書籍サービスを導入した場合のメリットとして、貸出しから予約、返却まで、インターネットを介して手続をするため、時間や場所にとらわれずに来館しなくても利用できるという点や、貸出期間後は自動で返却されるという点が挙げられます。 しかし、日本で電子書籍が普及し始めたのは2010年頃からと言われておりますが、出版される図書の全てが電子書籍化されるわけではありません。例えば、2019年に出版された図書約7万3,000点のうち、電子化されたのは約2万4,000点で約33%となっており、電子書籍化率が50%を超える欧米などと比較すると、まだまだ少ないのが現状であります。 また、現在、国内で電子化されている書籍は約32万点という調査がありますが、図書館向けの電子書籍は9万点弱と言われており、資料点数が豊富とは言えない状況であることから、本市では電子書籍サービスの導入については、今後の課題と考えておりました。 しかしながら、今回、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言などにより長期に臨時休館をすることになった図書館が全国で広がる中で、電子書籍サービスへの要望が高まってきております。 このようなことから、来年度を初年度とする成田市立図書館サービス計画においても、電子書籍サービスの導入については、コロナ禍における図書館サービスを継続する解決策の一つであるとともに、多様なメディアによる図書館資料の提供の一つとして掲げていることから、本市におきましても電子書籍サービスを来年度から実施してまいりたいと考えております。 次に、ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいのかとのことでありますが、文部科学省から示されているGIGAスクール構想では、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育とICT環境の整備を目指しており、この実現に向けて、本市におきましても、全ての子供たちに対して、主体的、対話的で深い学びを実現することを目指し、整備などを進めているところであります。 本市におきましては、来年度からタブレット端末の本格運用を予定しており、子供たちが自己表現を行う中でコミュニケーション能力を高めるための一つのツールとして活用し、考えを互いに共有したり、一人一人の学習状況に対して個別最適化されたAIドリルに取り組んだりすることで、今まで以上に学びを深められるようになります。 このようなことから、教育委員会といたしましては、インターネット上での安全面に配慮しながら、子供たちが自らの人生をさらに豊かなものにできるよう、教員への支援・指導を通じながらICT教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 なお、長期にわたり休校措置を取るような非常事態に際しましては、オンライン授業が実施できるよう準備は進めておりますが、教育委員会といたしましては、タブレット端末の主たる活用の場は日々の授業と捉えております。 また、教員に対しましては、タブレット端末は使用することが目的ではなく、あくまで学ぶための手段であることを認識した上で、授業における具体的な活用方法や、本市のGIGAスクール構想における理念を、各種研修会や、随時発行している教育センターだよりなどを通して周知し、効果的な活用が図れるよう努めてまいります。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ご答弁ありがとうございました。 それでは、質問席より提案及び質問を続けます。 質問1の脱炭素社会の実現に向けたエネルギーの地産地消の推進については、株式会社成田香取エネルギーを有している本市は、日本の中でもかなり先進的な取組をしている自治体と言えます。本市は、スマートシティ実現のための中核になる部分を有していることになります。エネルギーの地産地消は、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 質問2については提案をさせていただきます。 ICTネットワークを活用した市民の健康増進については、先ほど紹介した2014年持続可能なまちづくり推進調査報告書の中で、戦略10として次のように明記されていました。 中心市街地(公津地区など)にモデル地区を設定し、スマートフォン等のデジタル機器と健康データ分析システムをICTネットワークなどで連動させ、利用者の健康状態を表示するサービスや健康増進活動などに応じたポイントサービスなどを提供し、市民の健康増進及び地域コミュニティの活性化を図りますと。 現在、成田市では、直接ICTネットワークを活用した健康増進事業は実施していないとのことで、大変残念に思います。7年前に公津地区などにモデル地区を設定という、かなり具体的な戦略があったのですから、とても残念です。当時、参考例に挙げていた静岡県藤枝市の健康マイレージは、「健康・予防日本一ふじえだ」をスローガンに、今も拡充、継続されています。 スマートフォンと連動して健康マイレージをためて、そのポイントで市内商店街や飲食店での割引に使用できるようなシステムづくりを進めてほしいです。ICT利活用による健康増進プラス地域商店街の活性化の、一石二鳥になります。 健康増進、医療費削減は、スマートシティ実現のための、大切な要素の一つです。 次に、MaaSについてです。こちらは質問です。 東京大学大学院開発のAI活用オンデマンド交通システム、コンビニクルは、柏市柏の葉スマートシティで導入されていて、2013年、カシワニクルという名称で実証実験を開始し、内閣府の次世代公共交通システムの研究・開発を進めるプロジェクトのモデル都市に選ばれていますが、成田市で行われている実証実験にも導入されているのでしょうか。また、今後導入予定があるのでしょうか。 秋山忍 木下福祉部長。 ◎福祉部長(木下敬君) オンデマンド交通システム、コンビニクルにつきましては、本市におきましては運行開始当初の平成23年度から平成24年度及び平成28年度に導入の実績がございます。これは、東京大学大学院の研究を基にオンデマンド交通システムを開発した2者による見積り競争を実施した結果によるものでございまして、両者のシステムの性能に大きな優劣はなかったものと考えております。 なお、システムが頻繁に変更になりますと、それを実際に操作するオペレーターが混乱することから、平成30年度からは、オペレーションなどを行う運行管理業務の受託者においてシステムの選定を行っております。 以上でございます。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございます。 それでは、次の質問です。東京大学及び大学院の様々な学科でMaaSについての研究が始まっていますが、本市の実証実験を担当している新領域創成科学研究科チームによる、本市職員に対する研修または意見交換会等の機会が、これまでにありましたか。また、今後計画されていますか。 秋山忍 木下福祉部長。 ◎福祉部長(木下敬君) 本市と東京大学大学院新領域創成科学研究科とは、これまでAIを活用したオンデマンド交通に関する共同研究を行ってきましたため、その分野につきましては定期的に意見交換を行っておりますが、MaaSに関する研修や意見交換などは、これまで行ってきておりません。また、本市の現行のオンデマンド交通システムは、ご自宅のすぐ近くから行き先のすぐ近くのバス停まで運ぶという考え方ですので、乗り継ぎによる利用は想定をしておりませんので、現在のところMaaSに関しての意見交換等は、計画はしておりません。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございました。 ところで、2020年度東京大学新領域創成科学研究科の入学試験に、MaaSについて論じる問題が3問出されています。そのうちの一つを紹介します。「都市の中心に商業・業務地区が存在し、そこにつながる鉄道沿いに住宅地が広がり、地価も辺縁部に向かって次第に下がっていくという構造を多くの都市は持っている。MaaSが普及すると、都市の構造はどのように変化するだろうか。」。 MaaSの最終目的は、オンデマンド交通を含めた地域公共交通機関の一本化です。成田市から積極的なアプローチをしてはみませんか。MaaSはスマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 次に、吉倉地区周辺まちづくりについてです。これは提案です。 ご答弁の中に、スマートシティの概念を生かしてという前向きなご発言がありました。柏市柏の葉スマートシティのような産官学のまちづくりの上を行く、土地区画整理事業ではありますが、だからこそ、産官学民の取組を目指されることを期待しています。地産地消の自然エネルギーを利活用した、人にも自然にも優しいまちづくりは、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 次は、電子書籍サービス導入についてです。こちらは質問です。 成田市立図書館の電子書籍サービス導入は、大変喜ばしいことです。今後、成田市の子供たちの読書量向上に向けて、このサービスの有効活用を期待しますが、どのようにお考えですか。 秋山忍 田中教育部参事。 ◎教育部参事(田中美季君) 図書館の電子書籍サービスにつきましては、対象となる電子書籍が限られており、特に児童向けの点数はまだ十分ではないことや、紙の本と同様に、人気のある書籍に予約が集中することなど、様々な課題があります。将来的に、子供の読書を支援する多様なメディアの一つとして活用していただけるよう、電子書籍サービスを構築していきたいと考えております。 以上でございます。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 ぜひよろしくお願いします。 著作権フリーで公開されている青空文庫等以外は、1ライセンス何百円とか何千円という金額でコンテンツを買わなければいけません。 この1月から船橋市は、流山市、八千代市に続いて電子図書館を開設しました。船橋市の図書館担当の方とお話ししましたが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、996万6,000円を活用することで、当初予定していたビジネス系新聞や雑誌の記事等に加えて、語学や料理などの実用書、児童書などの新書のコンテンツの充実を図ったそうです。いわゆる新書の購入には、当然予算が必要になります。 1人1台端末が配備される予定の子供たちにとって、大きなタブレットの画面で手軽に本が読め、返却の心配も要らない電子書籍は、タブレットが文鎮化しないためにも、非常に有効な道具であると考えます。ぜひ、行政の後押しをよろしくお願いします。創造力が豊かな子供を育てることは、スマートシティ実現のための大切な要素の一つです。 最後は、ICT利活用教育を通して、市は国際都市成田の児童生徒をどのように育てたいかについてです。 タブレット端末は使用することが目的ではなく、あくまで学ぶための手段であるということを、教職員、児童生徒に伝えていくためには、技術的なことの支援だけでなく、実際の授業でICT利活用教育を支援してくれる人材が必要です。12月議会での鳥海議員からの質問にもありましたが、民間企業からそういった人材を新たに採用する、または、民間企業とアドバイザリー契約を結ぶ計画はありますか。 秋山忍 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 教育委員会としましては、現在も教員への研修を段階的に進めておりますけれども、さらに、来年度からは、ICT支援員やヘルプデスク、教育指導課指導主事による支援体制を構築しまして授業での支援を行ってまいりたいと考えております。 具体的には、ICT支援員につきましては、各学校に月3回程度の配置、ヘルプデスクにつきましては、日中いつでも問合せができるように準備をしております。また、教育指導課指導主事におきましては、各学校の授業研修会に訪問しまして、教科の特性に応じてタブレット端末が有効に活用できるよう支援してまいりたいと考えており、ご提言の民間企業とのアドバイザリー契約につきましては、今後必要に応じて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 分かりました。 次の質問をします。ICT教育の充実には、教育委員会やセンターだけの限られた人員では厳しいものがあります。近年の行政改革の手法が産官学民に移行していることから考えても、私が半年前から提案している千葉工業大学との包括的連携協定を締結することは、予算をかけずにICT教育支援を受けられるという点で非常に効果的だと思いますが、その予定はありますか。 秋山忍 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) ICT教育の支援としましては、端末納入業者より、本市の教育振興基本計画の内容に基づきまして、包括的にサポートしていただいております。教育委員会としましては、教員とICT支援員、ヘルプデスク、教育指導課指導主事が一丸となって、子供たちの学習活動を支えてまいりたいと考えており、千葉工業大学との包括的連携協定につきましても、今後必要に応じて検討してまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 眞野議員。 眞野義行 分かりました。 ここで、お手元の資料をご覧ください。一番最初のやつですね。地域連携事業の方針ということで、これは千葉工業大学のホームページから抜粋したものです。 具体的な活動計画ということで、下のほうに、小中学生対象の出前授業の開催と。これはコロナで今、現状できていません。小中学生を対象としたタブレットを活用したICT教育支援と。これはコロナでなかなかできていないんですけれども。 ただ、この後紹介いたしますけれども、この千葉工業大学の地域連携事業活動内容、この地域連携事業活動を利用して、今年1月に八街市は、ロボット研究第一人者の先川原教授による市内全中学校同時のオンライン授業を行いました。最先端ロボット工学の開発秘話から、便利なネット社会の情報をうのみにする危険性までを講話されました。千葉日報に大きく出ていたんですが、著作権の問題があって掲載できませんでしたが、ロボット研究に長年関わってきた当事者ならではの見解として、自分の頭で考え、本当に必要かどうか判断してと生徒に呼びかけました。 実は、千葉工業大学は、昨年9月にアマゾンウェブサービスジャパンが行ったオンライン開催によるロボットコンテストで日本一になっているんです。競技はAIによる自律動作で、ミニチュアのまちを走るタイムレースです。私は、子供たちにとって本当に教育が深化するのは、もちろん教育の専門家がお話しするのは当然ですが、こうした実際に活動されている専門家の方によるお話のほうが、はるかに浸透するのではないかと思っています。 続いて、2ページ目の資料を見ますと、そこに、成田中学校も実はブルーインパルスのパイロットによる講演が行われました。このブルーインパルスのパイロット、これは昨年の5月の医療従事者応援飛行を行ったパイロットです。ブルーインパルスのパイロットは、もうトップ中のトップです。 ここで、夢を諦めないと。夢は逃げない、逃げるのは自分、諦めない気持ちで頑張ってほしいという講話を行われたんですね、私も招待されて見に行きましたが。その下のほうに写真が入って、線が入っちゃっていますが、大型受像機の整備も、せっかく講演が無駄にならないために必要かなと思います。 時間がきてしまいましたので、今回スマートシティのお話を通して、ICT教育利活用について述べさせていただきました。ありがとうございました。...

At Japanese noodle restaurant Staff 1 Hello. How are you? Tourist Hi, is this a Japanese noodle restaurant? Staff 1 はい、 Japanese noodle. Tourist I’d like to try Japanese noodle. (うれしそうに) Staff 1 OK, OK. Staff 2 Here’s the menu.(お品書きを手渡しながら) Tourist Thank you. Let me see...

At Naritasan Part2 Japanese Hello, can I help you? Tourist Yes. Would you tell me how to offer a prayer? Japanese Sure. Japanese First, throw some coins into the donation box. Tourist O.K. Throw some coins here? Japanese Yes. Second, put your hands together and bow. Tourist O.K. Put my hands together like this and bow. Japanese Third, offer a prayer. Tourist O.K. Pray for my family's health and happiness. Japanese Finally, bow again and leave. Tourist O.K. I got it. Tourist Thank you very much. Japanese You’re welcome. Have a nice day. 成田山編 その2 日本人 こんにちは、何かお困りですか? 旅行者 はい、お参りの仕方を教えていただきたいのですが。 日本人 いいですよ。 日本人 まず、お金を賽銭箱に入れます。 旅行者 お金をここに入れるんですね。 日本人 次に両手を合わせておじぎします。 旅行者 両手を合わせておじぎをするのですね。 日本人 はい。そしてお祈りします。 旅行者 はい。家族の健康と幸せのために祈ります。 日本人 最後にもう一度おじぎしてからその場を離れます。 旅行者 わかりました。 旅行者 ありがとうございます。 日本人 どういたしまして。良い1日を。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! 何かを説明するときは、文の最初に“First,….” “Second,….”と順番を表す数字をつけ て、最後に“Finally,….”と言うとわかりやすいんだ。うな。 それともう一つ。「お祈りする」は“pray”と言うけれど「サッカーをする」という時に使 う“play”とは違うよ。発音の違いが難しいので、がんばってね。うな。...

At the Airport Part3 Tourist Oh no. Where is my phone? What? Where is it? Oh, no… Staff Can I help you? Tourist Yes, please. I lost my cell phone. I might have left it on the plane. Staff Calm down. What does your cell phone look like? Tourist t’s a white iPhone with a clear case. Staff I see. I’ll check for you. Just a moment, please. Tourist Oh, thank you so much. Staff Is this yours? Tourist Yes, that’s it! Thank you so much. I was so worried. Staff I’m glad I could help. Have a safe trip. Tourist See you, bye. 空港 Part3 旅行者 まぁ、なんてこと、私の携帯がないわ。もう、どこに行っちゃったの? スタッフ どうかされましたか? 旅行者 えぇ、携帯電話が見当たらないの。飛行機に置き忘れたかも。 スタッフ 落ち着いてください。あなたの携帯電話はどのような感じのものですか? 旅行者 透明ケースに入った、白いアイフォンです。 スタッフ わかりました。お調べしますので、少しお待ち下さい。 旅行者 あぁ、本当に助かります。 スタッフ こちらはあなたのものでしょうか。 旅行者 あっ、それです! 本当にありがとう。どうしようかと思っちゃいました。 スタッフ お役に立ててうれしいです。どうぞお気をつけて。 旅行者 それでは失礼します。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! “Calm down.”「落ち着いて」という意味で、焦って混乱している人に対して使う言葉な んだ。うな。それともう一つ。 What does your cell phone look like? “look like”は「~のように見える、似ている」という意味で、 “You look like your father.” 「君は父親似だね。」という風に使えるんだ。 覚えておくと便利だよ。うな。...

gym [Scene 1: At the reception] Customer Excuse me, I’d like to join your gym. I need to get in shape. Staff Well, you have come to the right place. Customer Can you show me around the gym? Staff Of course. Follow me, please. [Scene 2: Inside the gym] Staff This is the weight training area. Customer Wow, It’s big. Staff And this is the cardio training area. Customer Looks great. [Scene 3: At the reception] Customer Thank you very much. Staff You’re welcome. Customer See you next Sunday. Staff We look forward to seeing you then. Customer Goodbye. ジム [Scene 1: 受付にて] お客さん すみません、あなたのジムの会員になりたいのですが。体を鍛えたくてね。 お店の人 そうですか。ぴったりの場所にいらっしゃいましたね。 お客さん ジムを見せていただけますか。 お店の人 もちろんです。こちらへどうぞ。 [Scene 2: ジム内] お店の人 こちらがウェイトトレーニングエリアです。 お客さん うわ、大きいですね! お店の人 そしてこちらが有酸素運動エリアです。 お客さん すばらしい! [Scene 3: ジム内] お客さん どうもありがとうございました。 お店の人 どういたしまして。 お客さん では来週の日曜日にきますね。 お店の人 その時お会いすることを楽しみにしています。 お客さん さようなら。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! “Follow me, please.” 「どうぞこちらへ」「ついて来てください」という意味で、 先にたって案内するときの決まり文句だ。うな。 “We look forward to seeing you then.” 「look forward to ~ing」で「~を楽しみに待つ」という意味だ。 覚えておくと便利だ。うな。...

At the Airport Part2 Japanese Excuse me, do you need some help? Tourist Yes. I’d like to use a shower room before departure, but I don’t know where it is. Japanese O.K. It’s located at another building. Tourist Another building? Japanese Yes, please go up to the 2nd floor and take the moving walkway to that another building. Tourist Thanks. Do I have to make a reservation? Japanese No, you don’t have to. It’s a walk-in facility. Tourist I see. How much does it cost to use the room? Japanese It costs 1,050 yen for 30 minutes. Tourist Excellent. But I don’t have any bath amenities with me now. Japanese Don’t worry. They are available there for free. Tourist Thank you very much for your help. Good-bye. Japanese You’re welcome. Have a great time. Bye. Tourist See you. 空港 Part2 日本人 すみません、何かお困りですか? 旅行者 はい。私は出発前にシャワールームを使いたいのですが、どこにあるのかわからなくて。 日本人 わかりました。それは別のビルにあります。 旅行者 別のビル? 日本人 はい。2階に上がって、動く歩道でそのビルに移動します。 旅行者 ありがとう。予約する必要はありますか。 日本人 いいえ、必要ありません。予約なしで利用できる施設です。 旅行者 わかりました。そのシャワールームを使用するのにいくらかかりますか。 日本人 30 分で 1,050 円かかります。 旅行者 いいですね。でも私は今、お風呂道具を持っていないのですが。 日本人 ご安心ください。全て無料で用意されています。 旅行者 本当にありがとうございます。さようなら。 日本人 どういたしまして。ゆっくりおくつろぎください。さようなら。 旅行者 じゃぁ。 うなりくんの ワンポイントレッスン ! It costs 1,050 yen for 30 minutes. 「30 分につき 1,050 円」という意味で「金額 for 時間」の語順で表現するんだ。うな。 それともう一つ。 “walk-in” 「予約なしの」という意味で、ホテルやレストランなどに直接行って申し込めるという意 味だよ。a walk-in closet のように「歩いて入れる」という意味もあるんだ。うな。...

眞野義行 皆様、こんにちは。議席番号3番、政友クラブ、眞野義行です。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。なお、議長の許可を得まして資料を用意しております。後ほど説明させていただきます。 質問は大きく分けて2つです。大問1は、小中学校及び義務教育学校での新型コロナウイルス対応について。大問2は、多文化共生指針について。 それでは始めます。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本年3月から全国的に始まった教育機関の臨時休校。地域によって異なるものの最大4か月に及んだ休校の中で、日本の教育システムについての弱点が大きく露呈しました。それは、皆さんもご存じのとおり、ICT活用教育です。特に、休校中のオンライン学習環境の整備については、教育関係者並びにマスコミ等で先進諸国からの遅れを指摘されました。また、公立学校と私立学校でのオンライン学習環境状況の差が、教育の格差につながり平等性を損なうという指摘も多くされるようになりました。 これを受けて、文部科学省は6月5日、新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」総合対策パッケージ詳細版を発表しました。その基本的な考え方として次の4点を挙げています。 1、臨時休業中も学びを止めない。2、速やかに、できるところから学校での学びを再開する。3、あらゆる手段を活用し、学びを取り戻す。4、柔軟な対応の備えにより、学校ならではの学びを最大限確保。特に、4番目の学校ならではの学びの最大限確保という項目で、ICT環境整備について次のように述べています。 1人1台端末の早期実現や家庭でもつながる通信環境の整備など、GIGAスクール構想におけるハード・ソフト・人材を一体とした整備を加速する。その整備の加速が、災害や感染症の発生時における学校の臨時休業等の緊急時においても、ICT活用により全ての子供たちの学びを保障できる環境につながる。そのために、まずは家庭のパソコンやタブレット、スマートフォン等の活用、学校の端末の持ち帰りなど、あらゆる機器や環境を最大限活用するために、各学校及び学校の設置者において、家庭の通信環境について至急把握する。 一方、経済産業省教育産業室は、既に2018年1月に未来の教室とEdTech研究会を立ち上げ、国を挙げてEdTechを推進してきました。EdTechとは、インターネットなどの情報通信技術、いわゆるICTを活用して教育を提供する技術サービスの総称です。 経済産業省は、本年4月に次のような緊急メッセージを発しています。新型コロナウイルス感染症対策、全国の学校の臨時休業は進むでしょうが、そんなときこそEdTechがその力を発揮します。学校が閉まっているからって、学びを止めないで済む。そんな社会の実現に向けた挑戦だと前向きに考えましょう。 残念ながら成田市は、保護者アンケートの結果、通信環境が整わない家庭があり、教育の平等性を欠くという観点から、ICT活用のための準備を進めず、このEdTechサービス導入の検討も行わないまま、従来どおりのプリント形式で2か月を過ごしてしまいました。しかしながら、ようやく成田市も動き始めました。7月30日、教育長名で休校中のオンライン学習環境の整備についてという文書が、成田市内小中学校、義務教育学校に配付されました。そこで、その内容について3つ質問します。 1つ目は、校内に感染者が発生した場合、休校措置が2週間程度とありますが、閉鎖する規模と基準を教えてください。 2つ目は、小学校6年生と中学校3年生を対象にしたオンライン授業を行うとありますが、どのような形の授業を準備しているのでしょうか。 3つ目は、オンライン授業を行うにあたって、教育委員会職員や学校教職員のタブレット端末操作及び双方向通信活用の研修が必要ですが、その進捗状況を教えてください。 次に、技術的な研修を急速に進めるためには、同時にGIGAスクール構想についての共通理解が、全教育委員会職員及び全学校教職員に必要になります。昨年12月に文部科学省から発表されたGIGAスクール構想の実現パッケージには、学校ICT利活用ノウハウ集や民間企業等からの支援協力募集など、民間等の外部支援により導入、利活用を加速するということが提示されています。 6月議会教育民生委員会で、教育委員会の答弁にあった12月から開始予定のGIGAスクール構想研修会は、インフルエンザ等別の感染症の心配もある中、計画どおりいかない可能性が高いと思います。そこで、質問します。12月から開始する予定のGIGAスクール構想研修会のスケジュールについて、予定を変更するお考えはありますか。 さて、約2か月半にわたる長期休業によって、児童生徒の心と体の変容について非常に心配されました。最初の1~2週間は元気に通っていたが、学校の授業が本格化するにつれて、登校を渋る生徒が出てきたり、7時間目授業を行っている学校では、その日だけ休む。また、7時間目になると涙が出てきてしまうという報告が、私の元に届いております。実際に私も、地域小学校の朝の登校指導のお手伝いを継続して行ってきましたが、学校近くまで親と一緒に来ながらぐずって帰ろうとする女の子、登校時間に遅れたからという理由で帰ろうとしていた男の子、巡回中のおまわりさんに説得されて何とか学校にやってきた女の子。私も一緒に学校まで送り届けたりしました。 そこで、次の質問です。学校再開後、市内小中学校、義務教育学校で教育相談等のカウンセリングが行われましたが、外国人を含む児童生徒たちにどのような変容が見られたでしょうか。また、虐待等の事例が発生したのでしょうか。 続いて、感染防止対策のための放課後の消毒作業や3密を避けるという新たな指導項目が増え、さらに多忙化を極めた教職員についての質問です。 成田市の場合、学校再開後、2日から給食が始まりました。3密を避けながらの給食指導は困難を極める上に、小学新1年生や2年生の給食指導は、想像を絶するほど大変でした。ある市の小学校の管理者の方は、小学生の日常に密を作るなという指導は現実的には無理です。本当に先生方は神経をすり減らしていますと話されていました。そして、新たに加わった放課後の校内消毒という作業。成田市は、たとえ保護者でも、校内消毒のサポーターを校内に入れることを禁止しています。そのために放課後30分は消毒という業務が増えました。中学の場合、部活が始まると顧問は部活、副顧問は消毒、当番制にすることも大変でした。 そこで、次の質問です。放課後の消毒作業や3密を避けるという新たな指導項目が増えましたが、現場の教師が感じた困難さや不安についての調査は行われたのでしょうか。 さて、今回の新型コロナウイルス感染症は、学校現場の様々な混乱を引き起こしました。児童生徒のほとんどが楽しみにしている学校行事の縮小や宿泊を伴う旅行行事の中止も、それらのうちの一つです。旅行行事については、近隣市町では、佐倉市、四街道市、富里市、八街市、香取市、印西市、白井市、そして芝山町が、宿泊を伴う旅行行事の中止を発表しています。 さて、この状況の中、成田市は現在も旅行の行き先や時期を学校長判断にしています。先月、8月23日と25日、それぞれ京都方面に新幹線とバスで2泊3日の修学旅行を計画していた2つの中学校は、教育委員会と協議の結果、その10日前に中止が決定されました。まだこれから京都、長野方面への2泊3日の修学旅行を企画している学校や、3月の卒業間際に修学旅行を計画している学校もあります。 一方、保護者アンケート結果を基に、早々と宿泊を伴う修学旅行を中止し、3月に日帰り旅行を計画している学校もあります。宿泊を伴う旅行行事が、学校ごとに大きく異なるというのは、私は平等性に欠けると思います。 そこで質問します。学校行事の裁量は、校長にあることは地域性を生かした教育を実践する上で大切なことですが、宿泊を伴う旅行行事については、市の統一見解が必要だと思いますが、市の見解をお伺いします。 次に、大問2、多文化共生指針についてです。 昨年12月の私の一般質問、多文化共生についての一般質問答弁の中に、本年11月の制定を目指して作業を進めているところであります。また、外国人の方々のご意見に関しましては、ワークショップや住民アンケートなどをはじめとした機会を設け、耳を傾けてまいる予定でありますとありましたが、現在の進捗状況を教えてください。 以上で、壇上からの質問を終わりにします。 秋山忍 議長 小泉市長。 〔市長 小泉一成君登壇〕 小泉一成 市長 眞野議員の多文化共生指針についてのご質問にお答えいたします。 策定の進捗状況についてでありますが、近年、増加傾向にある外国人住民をはじめとする全ての市民が共生できる地域づくりを進めるため、昨年10月に庁内組織である成田市多文化共生指針策定委員会を立ち上げ、全庁的な連携の下、作業を進めております。 これまでに、外国人住民を対象とした日本語教室への訪問、市政モニターへのアンケート調査などを実施したほか、国際医療福祉大学の協力を得て、留学生に対するワークショップを開催し、生活の中で感じたこと、多文化共生社会を実現するために大切なことなどについて、忌憚のないご意見を伺ったところであります。 現在は、外国人住民及び日本人住民の方々へのアンケート調査を実施し、共生のための課題などについて広くご意見をいただき、その取りまとめを行っております。今後は、外国人住民が在籍する市内の学校や事業所などを訪問し、職員の皆様や外国人住民の方々から、直接お話を伺う機会を設けてまいりたいと考えております。 こうした様々なご意見を集約したのち、市民の皆様へのパブリックコメントを実施し、指針を策定してまいります。指針の策定時期につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、本年11月という当初の予定は、困難な状況となっておりますが、早期の策定を目指して取り組んでまいります。 なお、小中学校及び義務教育学校での新型コロナウイルス対応についてのご質問につきましては、教育長よりご答弁申し上げます。 秋山忍 議長 関川教育長。 〔教育長 関川義雄君登壇〕 ◎教育長(関川義雄君) 私からは、小中学校及び義務教育学校での新型コロナウイルス対応についてのご質問にお答えいたします。 まず、校内に感染者が発生した場合の休校措置の規模と基準についてでありますが、陽性者と濃厚接触者の人数や最終接触日などから保健所と協議し、学校及び教育委員会で判断していくこととしております。 また、休校措置を取った場合の小学6年生と中学3年生を対象としたオンライン授業につきましては、学ぶべきポイントを絞り、1日に1時間程度の授業をオンライン会議システムにより配信し、その後、練習問題や発展課題などの自主学習を促す形を考えております。 オンライン授業は、当該学級を担当している教員が行い、機器の接続・操作などにつきましては教育指導課指導主事が支援いたします。家庭にオンライン授業を受けることのできる環境が整っていない児童生徒につきましては、学校のコンピュータ室の活用も検討しております。さらに、モバイルWi-Fiルーターの貸出しや配信時に視聴できない児童生徒のために、授業を録画してインターネット上に限定公開する準備なども進めております。このほか、休校となった学校の全児童生徒の学びを継続させるため、理解度に応じて学習内容を選択することができるAI型ドリルの活用も考えております。 教職員への研修の進捗状況につきましては、成田市緊急時におけるオンライン授業実施マニュアルを作成し、各校に周知したところであります。これは、学校全体で休校時の具体的な対応方法を共有するためのもので、教育指導課指導主事などが実際にオンライン会議に参加したり、教育指導課内で模擬オンライン会議を実施するなど、ICTに対する苦手意識のある教職員でも操作できるようなマニュアルといたしました。 このマニュアルにより、各校でオンライン職員会議を実施することも可能となり、今後、何校かをモデル校として実施することを検討しております。また、今月から市内学校間での遠隔会議でも活用し、まずは教職員がオンライン会議システムに慣れるよう取り組んでまいります。 次に、GIGAスクール構想に関する研修会についてでありますが、端末の納入に合わせて、ICT支援員や教育指導課指導主事の下、端末や授業支援・学習支援ソフトの効果的な活用事例や授業展開の方法を全教職員で共有できるよう実施し、子供たち一人一人の資質・能力を個に応じて育てていけるよう努めてまいります。 次に、学校再開後に児童生徒にどのような変容が見られたかについてでありますが、指導主事などによる全小中学校、義務教育学校への訪問を通して学校の実態把握を行ったところであり、再開当日は、児童生徒の様子はとても元気で笑顔が多く見られました。学校が再開し、3か月が経過しましたが、今では学校における新しい生活様式に慣れてきているようであります。休校に起因すると考えられる虐待についての報告はありませんが、今後も学校との連携を密にし、助言・支援をしてまいります。 次に、放課後の消毒作業や3蜜を避けるという新たな指導事項が増えた後の現場の教師の様子についてでありますが、学校訪問時の管理職への聞き取りや校長会などを通じ、状況の把握に努めております。消毒作業におきましては、これまで、児童生徒の下校後、手すりやスイッチ、共用の用具など、校内の消毒を毎日、教職員が行っておりましたが、本年8月に改定された文部科学省の衛生管理マニュアルにより、消毒につきましては、通常の清掃活動の一環として、新型コロナウイルス対策に効果がある家庭用洗剤などを用いて、発達段階に応じ児童生徒が行っても差し支えないと示されたことにより、教職員の負担も軽減されると考えております。 次に、宿泊を伴う旅行行事についてでありますが、教育委員会では、年度当初に各学校に対し、学校行事の精選や工夫を依頼しており、各学校では既に時期をずらしたり、旅行先を変更しております。教育委員会といたしましては、修学旅行は教育的な意義が大きく、学校生活での最大の思い出となることも多い行事であることから、児童生徒のために、できる限り実施していただきたいと考えております。このことから、学校に宿泊を伴う行事の実施に係る判断の観点を示したところであり、感染状況や保護者の意向を考慮し、各学校と個別に対応し、支援してまいります。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 ありがとうございます。それでは、自席より質問を続けさせていただきます。 順番を変えて、大問2の多文化共生指針の進捗状況について。これは第2質問ではありませんが、一言述べさせていただきます。 緊急事態宣言下、外国人留学生支援の問題は、マスコミにほとんど取り上げられることはありませんでした。本市でも多くの生徒が生活困窮で苦しんでいましたが、朝日新聞社と毎日新聞社が成田市に取材に訪れ、私費留学生の生活の困窮について、記事にして全国紙に掲載してくれたりしました。しかし、日本社会では、現在も救われるべき人たちの中で、その優先順位が果てしなく下に位置しています。 しかし、そんなときでも社会福祉課、市民協働課、国家戦略特区推進課の職員の方々には、生活に困窮している私費外国人留学生に関する支援や情報提供などでご協力をいただき、本当に感謝しております。留学生自身や日本語学校の先生方も大変喜んでおりました。 そして、おととい、市民協働課の方がわざわざ私の元にお越しくださり、8月27日の千葉県市長会、千葉県町村会、新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望において、成田市単独要望として、外国人留学生等への支援についてが採用されました。それをわざわざご報告に来てくださいました。以下がその内容です。 外国人留学生は、生活費を自分で賄っていることが多いが、感染症の影響で経営が悪化した就労先から十分な説明を受けることなく、休職を強いられた留学生も数多くいる。帰国困難な滞在者等については、在留期限等の規制が緩和されているものの、生活費を支援する公的制度がないことから、困窮に瀕している留学生に対し生活費の支援を講ずること。私は、とてもうれしく思いました。市民協働課の方々が要望書をまとめ、それを市長会に提出してくださり、成田市の要望として、千葉県の検討のテーブルにのったのです。これがこのまま受け入れられるかどうかは別として、外国人留学生にとっては、成田市が関心を持ってくれているということはすばらしいことです。国際都市成田として、多文化共生に向けてこれはとても大きな前進だと思います。ありがとうございます。 それでは、大問1、小中学校及び義務教育学校での新型コロナウイルス対応についての2次質問に入ります。 ここで、お手元の一覧表をご覧ください。資料1となっているものです。私が、5月から7月中旬にかけて、千葉県内54市町村の教育委員会に電話で聞き取り調査をした結果です。北総教育事務所並びに千葉県教育委員会にも足を運び、ヒアリングを行いました。この調査結果は、各市町村教育委員会に対し加筆・訂正の有無について確認してあります。ただし、2か月かかった調査でしたので、最新ではない部分があるかもしれません。 それでは説明を始めます。新型コロナで休校になった3月から6月上旬までの間、学びを止めないという文科省のスローガンの下、教育委員会や学校が児童生徒に対してICTを活用しながら、どのくらい学習の機会を提供できたかについての調査です。なお、表の空欄部分は、何もしていないという意味ではなくて準備、検討中という意味です。 まず、表のホームページブログによる情報発信状況についてです。こちらは、電話によるヒアリングではなく、私が千葉県下1,135の公立小中学校、義務教育学校のホームページを一つ一つ見て調査した結果です。ホームページの重要性は、民間企業でも飲食店などでも、その出来で経常利益が左右されると言われているほどです。 今の時代、可視化することは安心安全に向けた非常に重要なポイントになります。学校現場でも同様です。ウェブ上では、その学校がどういった運営をし、児童生徒がどのように過ごしているかが分かれば、その学校の透明性をアピールし、結果として信用を得ることにつながります。まして日々の活動が公開されていればなおさらです。紙媒体以外の様々な情報発信の必要性が迫られています。そもそも印刷物は、どんなに頑張って教師が作成して配布しても、特に学校あるあるですが、特に、男子の場合、保護者に行き届かないことが間々あります。1年前の文書がかばんの底から出てくることもあります。まちcomiメール以外にも、ウェブ上に掲載されていれば、保護者はスマホ等で簡単に情報を得られます。 資料2をご覧ください。これが県内いろいろありますが、それぞれ学校のホームページの状況になっております。下のほうに本市の小学校と中学校が載っております。この内容については後で説明いたしますが、今言っている、これから説明するブログというのは一体何かというと、例えばこの真ん中あたりにある君津市立八重原小学校の右下のところにピックアップニュース、それから新着情報。あとは富里市立富里北中学校、ここは真ん中にあります。写真をつけて子供たちの日常をコメントを添えて発信すると、これがブログ発信ということになってきます。 それでは申し訳ないですが、先ほどのまた表に戻っていただいて、このブログというものに関しては、番号4番、上から4つ目、八千代市教育委員会、ここの委員会の取組には驚嘆すべきものがあります。学校ごとのページの仕様は異なっていますが、全ての小中学校が毎日、児童生徒の活動をブログで更新をすることが前提となったつくりとなっています。そして、実際に32小中学校が全て毎日更新しています。 印西市は、形式を統一していませんが、27校中26校というほぼ100%の割合で毎日ブログを更新しています。もちろんこれらの地域では、学年だより等の紙媒体のものも発行されています。つまり情報発信ツールが複数あるということです。ちなみに参考ホームページに学校名が入っていますが、例えば習志野市だと藤崎小学校、八街市、八街中、八街北中と、これは私が調査したホームページの中でも、特に見た目も含む情報発信力も、優れた学校の紹介です。 次の項目、隣です。これは教育委員会独自、または契約している学習コンテンツ整備状況です。先ほど説明したICTを活用して教育を提供する技術サービス、EdTechの一覧です。54市町村のうち34の市町村がEdTechサービスを利用しています。名前には、eライブラリアドバンス、ミライシードなども入っています。皆さんも英語学習ならスタディーサプリというフレーズのコマーシャルをご覧になったことがあると思います。これらもそのうちの一つです。印刷をしなくとも端末上で学習を進められるというものです。 その隣の項目は、教育委員会独自で作成した家庭学習コンテンツです。学校ごとのプリント配布とは別のものです。習志野学習支援応援サイト、やっち学びの部屋、うらやす学びの広場など、このうらやす学びの広場は、校長会からの要望で作成したそうです。ほかにも市原市まなびのへや。 その隣は、授業動画配信です。習志野市の150本以上の動画配信、それに負けじと私も度々例に挙げていますが、八街市の160本以上。野田市、市川市、八千代市、船橋市、流山市、千葉市の取組にもすばらしいものがあります。千葉県が制作・配信したものとは別に、教育委員会主導で独自の授業動画作成及び配信を行っていました。出演する教師の肖像権の問題があるので、保護者宛てにパスワードを発行し、セキュリティに配慮しています。基本的には、休校措置が終われば配信を止めます。特に、習志野市と八街市は、現在も動画配信を継続しており、特に八街市はやちまたオンライン夏期講習と銘打って、8月も毎日1本の動画をアップし続けました。 次の項目は、学校独自授業動画配信についての調査です。1本10分から最長30分の学習動画を学校の職員のみで制作している地域一覧です。7月6日に児童の感染者が確認されたある学校、船橋市の学校では、4日間の臨時休校中に、初日を準備期間にして3日間オンライン授業を実施しました。今もホームページで時間割を見ることができます。 市川市は、LINEでの動画授業配信をLINE株式会社に依頼し、逆にLINE株式会社が、これは有効性があるということで4日間でシステムを完成させて全国配信を始めました。 八千代市は、2018年に全小中学校ICT一斉更新を実施し、その際に富士通の協力を仰ぎウェブ会議システムを導入しています。 最後の2つの欄は、校内活動や教職員会議及び研修等での双方向通信利用状況です。双方向ツール活用参考事例としては、マスコミでも取り上げられた手賀東小学校のオンライン社会見学、私もこれは実際ニュースで見ました。印西市立船穂小学校の沖縄県・長崎県とのオンライン交流、市原市立加茂学園、小中一貫義務教育学校です、のニュージーランドとのオンライン国際交流。 休校中に双方向通信を活用したオンライン学活、密を避けるために行われたオンライン保護者会、オンライン校内児童・生徒会、オンライン進路説明会、授業参観などなど、新型コロナをIT化の大チャンスと捉え、新しい取組を行ってきた地域、学校がこれほどあるのです。 また、地域連携事業として千葉工業大学と協定締結をした委員会が15あります。地域連携事業の中には、小中学生対象の出前授業の開催、小中学生を対象としたタブレットを活用したICT教育支援などあり、予算をかけずにICT活用を推進することができます。その中の勝浦市立勝浦中学校は、この協定を生かし、大学のタブレット入れ替え時にiPadの提供を受け、最小限の予算でICT整備を進めました。2019年約100台、2020年約200台、その結果、勝浦中の先進的な取組は、様々なメディアに取り上げられ、全国に紹介されました。 さて、資料の裏面をご覧ください。そこに本市の名前が出てきます。先ほど申し上げましたが、空欄は何もしていないという意味ではありません。準備中で、これは7月の中旬までに行われた調査ですので、現在は違うと思います。私は、この一覧表とほぼ同様なものを7月20日の段階で教育委員会に提出しました。私は、そのときもICT活用教育の必要性と緊急性を1時間かけて訴えました。しかしながら、教育部全体には広がりませんでした。教育長のお手元には、いつ頃届いたのでしょうか。この状況を踏まえて質問します。 1日に1時間程度の授業とは、1人の教員がカメラに向かって1時間近く授業をするということでしょうか。また、当該学級担当教員が行うということですが、中学校は教科担任制です。中学校の場合、誰を想定していますか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 小中学校いずれにおきましても、1回20分前後の授業を2回実施する予定でございます。小学校では、6年生の学級担任、中学校では学校ごとに2教科を選択していただいて、その担当教員が授業を行うことを想定しております。また、オンライン授業の実施判断につきましては、休校の日数、学校の状況を考慮した上で行ってまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 続けて、機器の接続・操作などにつきましては、教育指導課指導主事が支援するとのことですが、複数校で感染が発生した場合、どういった対応をお考えですか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 複数校でオンライン授業を実施することとなった場合には、学校ごとに時間をずらすなど工夫しながら対応してまいりたいと考えております。また、オンライン授業実施マニュアルに基づく研修会につきましては、今月は2回程度予定しておりまして、今後、指導主事が支援しなくても各学校で独自に対応できるような体制づくりを進めてまいりたいと考えております。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 質問を続けます。授業を録画してインターネット上に限定公開するということですが、具体的な方法を教えてください。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 動画共有サイトに授業動画を投稿しまして、取得したURLアドレスを学校から各家庭に通知させていただきます。なお、休校が解除になりましたら、投稿した動画については削除する予定でございます。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 続いて、AI型ドリルの活用をいつから始める予定ですか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 休校措置が決定した場合、すぐに児童生徒が取り組めるような体制を準備しております。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 続けます。教育指導課指導主事などが実際にオンライン会議に参加したり、教育指導課内で模擬オンライン会議を実施するとありますが、どういった規模で何回ぐらい行われましたか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 教育指導課の職員同士の模擬オンライン会議や学校からも数校の教員が参加していただいた模擬オンライン会議を4~5回実施したところであります。この会議を通じまして、オンライン授業を運用していく上での課題、その対応策を検討しているところであります。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 次の質問です。GIGAスクール構想に関する研修は、端末の納入に併せて行うとのことですが、納入が年度末になった場合、6月議会答弁であった12月開始は不可能ということでしょうか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 先ほど教育長のご答弁にもありましたように、端末の納入時期、また校内LAN回線の整備にもよりますが、できる限り早い研修が実施できるよう準備を進めているところであります。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 ここで一旦質問をやめて、4月の緊急事態宣言下で教育委員会に対して行われた書面による質問及び回答、そして要望について紹介させていただきます。 むなしいことに、ほとんど同じ質問を私を含め複数の議員が、質問、要望として教育委員会に問いかけています。4月10日、ユーチューブ等のオンライン授業を検討してみてはいかがでしょうか。4月12日、小中学校において、今後、ウェブ授業が導入されることを予想し、教員が授業の映像を作成するなどの授業研修、授業映像作成などの予定があるかお伺いします。また、現在の児童生徒に対し、学習プリントだけでなくどのように学習の確保をする予定かお伺いします。5月8日、教職員のオンライン会議実践についてのお願い。5月13日、オンライン授業配信ができないものか。5月21日、基礎疾患がある児童生徒は、オンライン授業を導入し、自由登校としてほしい。 これらに対する教育委員会の回答は、オンライン授業を行うためには、児童生徒が視聴するための機器、タブレット等やインターネット環境が必要となります。全児童生徒の家庭にこれらの環境が整わなければ、教育の平等性を保障することはできず、オンライン授業の実施は現状では困難であると考えています。また、各学校においては、新型コロナウイルス感染の拡大防止及び職員に感染症が出た場合の業務の停滞回避を目的として、交代制勤務を実施しているところであり、教員による授業映像作成のための研修などを行う予定は、現在のところではありません、でした。 さて、私はこの54市町村聞き取り調査の中で、学校独自授業動画配信や先進的な取組をしている学校の校長先生方にも、複数直接、3人でしたが直接お話をお伺いしました。ある学校の校長先生は、誇らしげにこんな話をしてくださいました。休校中の交代制勤務時に、先生同士で15分動画を作り続けました。しかし、15分という短い時間でポイントを絞った授業を行うということは、意外に難しいです。1回で満足のいくものはできませんから、先生方で何度も撮り直しをするんです。そうすると、これまで受けてきた以上の授業研修になりました。15分という短い時間設定により、授業者自身が何度も動画を確認できる。先輩教員や同僚と簡単に意見交換ができる。目の前にいない子供たち対する言葉の抑揚のつけ方、声の大きさ、言葉の区切り方など、ポイントを絞って授業改善ができるので、学べることはたくさんありました。このコロナによる休校というピンチは、先生方にとって授業力アップの、まさにチャンスになっています。 ちょっと質問しました。成田市は行っていないということですか、もったいないですねと言われました。現在、この学校がある船橋市では、オンライン授業用の指導案作成研修に入っています。これは、船橋市教育委員会ホームページにもアップされていますので、ぜひ成田市でも参考にして、短いものをどうするかを考えていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移ります。放課後の消毒作業についてお伺いします。簡素化や児童生徒の手伝いにより、教職員の負担も軽減されるというお話ですが、6月議会で3名の議員が、地域ボランティアや専門業者の手伝いについての質問及び要望を出しました。そのときの回答では、感染拡大のリスクを減らすために、保護者であっても外部の人間を校内に入れないという回答でした。それを変更するお考えはありますか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 外部からの来校を極力避けるということで、校内が健康な状態であることを維持するという基本的な考え方に変更はございませんが、先月の校長会を通じまして、ボランティアの方が継続的に健康観察を行い、当日の健康状態も良好であることを確認できた場合には、学校長の判断で地域の感染状況も考慮しながら受け入れることを可能としております。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 市内のある学校では、既に6月の段階で保護者ボランティアの受入れをしている学校がありました。8月17日に、この事実について教育委員会に話してあるので、部長も教育長もご存じだと思いますが、こういった文書がPTA会長名で出ています。その一部を紹介します。 校内衛生ボランティアには、70名を超える皆様にご協力いただき、どのような言葉で感謝申し上げればよいのか分かりません。再開の折には改めてご連絡いたします。PTA会長の言葉です。それを受けて校長先生です。子供たちや学校のために迅速な判断、対処をしていただき心から感謝いたします。先を見通すことのではない状況の中で、こうした保護者の皆様の温かい理解とご協力、そしてご支援は、私たちの大きな心の支えになっています。 6月議会答弁と異なる事実が学校現場にあったわけですが、この学校は、保護者と教職員の絆が、やはり深まったと思います。しかし、ほかにはボランティアを断った学校もあります。どのような情報統制が行われているか分かりませんが、保護者同士ではなぜという疑問が起きています。今回、保護者ボランティアの規制が緩和されてよかったのですが、庁内での情報伝達及び意思の統一、そして各学校への丁寧な説明をお願いいたします。 次に、宿泊を伴う旅行行事についてお聞きします。千葉県内54市町村の決定事項、現状を、現在市としては把握していますか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 地域の実態が異なっており、県内全ての状況を把握する必要はないと考えておりますけれども、近隣市町に関しましては、聞き取り調査などを行い把握しているところであります。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 先ほどの資料1をご覧いただいて、一番左のピンクで塗られている部分、これは現在、宿泊を伴う旅行行事を中止にしている市町村です。1ページ目を見ますと、この薄緑の54番、千葉市教育センターは、ここは中止にしていません。先日、長野県への2泊3日の修学旅行を実施して戻ってきました。透明の部分は、私の時間もなく調査ができなかったものです。裏面にも同じような形で調査が載っています。白抜きのところは、つまり調査が行き届いてないということです。 現在の千葉県内の現状としてはこのような形です。それから、近隣市町村では、先ほど私が最初の質問で言ったとおりの内容になっています。こういう状況の中、修学旅行を設定をするのはなかなか悩ましい問題だというのはよく分かります。 そこで、次の質問をしたいと思います。8月に京都方面への修学旅行を企画していた中学校は、2校とも中止になりました。9月以降も京都や長野方面に修学旅行を計画している学校がありますが、例えば京都市とはどのような連絡協議をされたのでしょうか。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 連絡を取りました7月時点では、京都市内での修学旅行は実施されていないとのことでありましたが、感染対策を整えると伺っております。また、各学校でも旅行業者を通して感染対策の詳細については、随時確認しております。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 最後に、修学旅行が中止になった学校及びこれから発生するキャンセル料は、今後どのような負担になるのか教えてください。 秋山忍 議長 清水教育部長。 ◎教育部長(清水活次君) 市では、保護者の経済的負担を軽減するという目的から、市で補填してまいる予定でございます。 以上です。 秋山忍 議長 眞野議員。 眞野義行 どうもありがとうございました。先ほどの資料の中で、中止した自治体が、私が調べた39の中では、中止しないでやるということで、千葉市、栄町、そして本市の3つと。全体を調べていませんので、これについては何とも言えませんけれども、中止した自治体の保護者宛ての文書の中止理由は、1つ紹介します。 ①千葉県をはじめ全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大していること。②寝食や入浴などで密を避けることが困難であること。③旅行先で児童生徒が発熱した場合の対処が困難であること。④児童生徒や教職員の安全を確保することが困難な状況であること。こういったことです。新幹線の座席、バスの座席、普通に座ると密です。新幹線はもちろん、バスも通常、窓を開けての走行は安全上の理由でできません。例えば京都方面の場合、新幹線に約2時間半乗車します。みんな大騒ぎにお弁当やおやつタイムが、大きな修学旅行の思い出にもなります。夜にスナック菓子を食べながら、先生の目を盗んで恋バナをするのも非常に大きな思い出になったりもします。 そういった事情がある中で、修学旅行をどう捉えるかというのはなかなか難しい問題がありますが、実際には中止になった学校で、不安だったから中止になって安心したという子供もいます。それから、もう無理だと分かっていたから大丈夫ですと。それより私は部活を、大会がやりたかったですとか。それから、やっぱり行きたかったという子も、様々な子がいます。 お願いなんですが、もう一度子供たちに修学旅行に行きたいか行きたくないかではなく、行けるかどうかの判断基準を子供たちにそのチャンスをあげたいと、行かせてあげたいというのがすごく世の中に出てきます。私も何と16回、京都・奈良に修学旅行を引率してます。ですから、修学旅行の醍醐味は分かっていますが、行かせてあげたいというような、例えば中学3年生の場合ですと、子供たちは行きたいかどうかを自分で判断をできるんです。つまりいつも保護的にかわいそうだ、行かせてあげたいというような保護する側として大人が見ていると、案外、子供たちの気持ちがずれていることが多い。 それよりも子供たち自身に、旅行行事にもかかわらず、これからコロナ禍における最後の思い出づくりをどうするか。これを例えば小中学校がありますが、中学校10校を生徒会長を集めてオンライン会議をやるんです。そして、自分たちがこれから中学校生活をどうやって過ごしていったらいいのか。この子たちは、5年後の成人式にもう1回つながりますので、ぜひ守られる存在ではなく、彼らが決められるようなチャンスを与えて、いろいろ行事を企画していただきたいと思います。 ICTのことも、全庁を挙げて担当者のみならず全庁を挙げて取り組まないと、現状なかなか厳しいと思います。ぜひ国際都市成田がICTでもトップになるような、そういう教育を行える都市であってほしいと思います。 チェンジナウ、私の大好きな議員の言葉です。今変わりましょう、以上で一般質問を終わりにします。 ...