【成田市子ども・子育て支援部会】
本日は成田市保健福祉審議会子育て支援部会に参加しました。昨日の公共交通協議会でもご一緒した議員の方3名を含め、6名が傍聴されました。さて、政府の肝いりで始まった「こどもまんなか社会」の実現とは何か子ども家庭庁は、こどもがまんなかの社会を実現するためにこどもの視点に立って意見を聴き、こどもにとっていちばんの利益を考え、こどもと家庭の、福祉や健康の向上を支援し、こどもの権利を守ためのこども政策に強力なリーダーシップをもって取り組くみます。こども大綱は、従来の「少子化社会対策大綱」「子供・若者育成支援推進大綱」「子供の貧困対策に関する大綱」の三つをまとめて作成され、年内にも閣議決定される予定です。こうした流れを受け、各自治体もその準備に追われています。注意しなければならないのは、「何でもこどものいいなり社会」実現ではないということ。権利の行使を教えると共に、その権利の行使には責任が伴うということを教えないと、個性的であることと、自分勝手のはき違いが起きる可能性があります。さて本日の支援部会は、行政側の手探り感が明らかに表面化し、参加された市民代表の方の質問に対して、説得力のある回答ができていませんでした。しかしながら私は、行政に対して同情できる部分があります。私も国が具体的に何をしたいのかがよくわからないからです。立派な理念はたくさん上がっていますが、人材確保、受け皿づくり、予算の確保など、まったく不透明です。部活動の地域移行とまったく同じ。そしてこの企画を立ち上げた政府与党がこんな状況。先行き厳しいぞ、という思いでいっぱいになりました。もちろん、色々考えながら前進させたいと思っていますが。 ...