【僕は僕を好きになる】
みんなから気持ち悪がられ、ナメクジとして生まれてきた自分を好きになれず、カタツムリをうらやましがる主人公。一方、同じ嫌われ者でもそれを気にしないクモ。そのクモに出会い、そのクモの手助けをすることで、こんな自分でも誰かの役に立てることを知り、次第に自信をつけていくナメクジ。自分を卑下し、自分の存在価値を否定していたナメクジが成長していく姿を描く演劇。自己肯定感についての議論が多く交わされますが、心が弱っている子どもたちにも是非見てほしい芝居でした。役者の皆さんが最後にうたった「僕は僕を好きになる」は、心にしみていきました。ちびっ子から高校生まで、みんな感動していました。かく言う私も。 ...